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カメリア・マキの魔女占い

Profile

カメリア・マキ・ダークムーン

『SAVVY』誌では創刊時よりホロスコープを担当。アメリカで魔女学を修め、当時の全米魔女協会より魔女名・Darkmoonを受けた日本人初の魔女。池袋コミュニティカレッジで魔女学の講師を務めた後、現在北海道でカルチャースクール講師、弟子の養成にあたる。著書に『魔女のメッセージ』などがある。

魔女の近況2021.9.7 Update

感染症の出口は未だに見えず、政治も社会も激動の中。でも、窓から見えるのは、青空の下、明るい陽射しを浴びたあまりにのどかな秋色の庭。空の色を見ていると、カリフォルニアの青い空を思い出す。20年前のこの季節、私はサンフランシスコにいたんだった。ロサンジェルスからサンディエゴへの列車の旅、そしてフリーウエイを8時間のドライブ・・・超過密な仕事を放り出しても、『どうしても行かなければいけない、今でなければもうアメリカの地を訪れることはできない』と、何だか切羽詰まった思いだった。帰国直後、9.11。あれ以後、出入国検査がとても厳しくなり、思い立ったら簡単に単独で海外旅行が難しくなったのを思うと、やっぱり行っておいてよかったと思う。それにしても、この瞬間、深刻な社会不安や命の危険にさらされている人が日本だけでなく、世界規模でいるのに、穏やか過ぎる景色の中にいると、段々自分が現実からは離れて存在しているようで、不安になって来る。SFでは、『パラレル・ワールド』というジャンルがあり、この世界と全く同じものが平行して無数に存在するという。大規模な爆発や、空間に影響を与えるような衝撃が起こった時、その境目にほころびが生まれ、違う世界に転落してしまうことがあり得るという。そう、9.11以降、災害、気候異変、人の心の変化まで、今、私が生きているのは、それまでとは違う世界なのではと思えることが時々ある。あの平和な時代。何の疑問も持たず、次から次へと出て来る仕事を一生懸命していた私は、今も別の世界で同じようなことをしているのだろうか。それはそれで、何だかなー。今年も9.11がやって来る。静かな、静かな秋の終わり。『Sealed with kiss』をBGMに、書いてます。

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