京都の和菓子店が作る“ミイラ”の練り切り「繊細すぎる」2.1万件の反響…妻のひと言で生まれたこだわりとは

2時間前

「御菓子司 長盛堂」のねりきり製ミイラ(400円)

(写真4枚)

10月に入り、街にはさまざまなハロウィンスイーツが登場。そんななか、包帯の隙間から大きな瞳がぎょろりとのぞく、愛らしい「ミイラ」の練り切りがSNSで話題に。「これ食べられるのすごくない?」「かわいいミイラさん」「繊細な表現、造形美」など、約2.1万いいねの反響が寄せられている。

この練り切りを手がけたのは、京都府木津川市にある和菓子店「御菓子司 長盛堂」の7代目、植田嘉昭さん。高校卒業後、京都市内の和菓子店で約7年間修業を積み、現在は地元で父とともに和菓子作りに励んでいる。冬の定番商品「懐中しるこ」の製造風景をSNSで発信したことがきっかけで、「しるこニキ」の愛称でも親しまれているという。

そんな植田さんに、話題の「ミイラ」の練り切りが生まれたきっかけや、制作の裏側について聞いた。

■ 妻のアイデアで、より味わい深いミイラに

──ご夫婦の合作ということで。とても素敵ですね。

妻の「もっと汚したら?」のひと言で、練り切りを炙ってみました。表面を軽く炙って色や質感に変化をつけることで、包帯が汚れた感じや、少し時間がたったような雰囲気を出しています。炙り具合で印象が変わるので、やりすぎないように調整しています。

──おばけも、奥さまのアイデアが生かされているそうですね。

「目線はちょい斜め上」「帽子をかぶせる」「手はいらん」などと的確なアドバイスがあり、この表情が完成しました。

「御菓子司 長盛堂」のねりきり製ジャックオーランタン(400円)
「御菓子司 長盛堂」のねりきり製ジャックオーランタン(400円)

──食べるのがもったいないほど繊細な表現に、驚く人も多いようです。どのような構成になっているのでしょうか?

ねりきりであんこを包んで形を作っています。外側のねりきりは白あんに求肥などのつなぎを加えたもので、中にはこしあんなどを入れています。見た目は少し個性的ですが、味はあんこの風味を楽しんでいただける和菓子です。

「御菓子司 長盛堂」のねりきり製いたずらおばけ(400円)
「御菓子司 長盛堂」のねりきり製いたずらおばけ(400円)

──ミイラの練り切りは、ハロウィンまでの期間であれば、いつでも購入できますか?

練り切りは、定番と季節もの、ちょい変わり種の4種類ほどがランダムで並びます。確実に購入したいものがあれば、ぜひ予約してください。

「御菓子司 長盛堂」のねりきり製幼虫(400円)

「御菓子司 長盛堂」は、JR「木津駅」から徒歩約15分。営業時間は9時〜18時半(売り切れ次第終了)で、水曜定休。店頭のほか、オンラインでも菓子を販売している。

取材・文/野村真帆

御菓子司長盛堂

住所:京都府木津川市木津八色39
電話:0774–72–0346
営業:9:00〜18:30 水曜休

  • LINE

関連記事関連記事

あなたにオススメあなたにオススメ

コラボPR

合わせて読みたい合わせて読みたい

人気記事ランキング人気記事ランキング

写真ランキング

関連記事関連記事

コラム

ピックアップ

エルマガジン社の本