宮野真守、劇団☆新感線で初の単独主演「僕の変態性を出していけたら」

16時間前

大阪でおこなわれた『アケチコ!~蒸気の黒ダイヤ、あるいは狂気の島~』の会見にて。宮野真守(4月3日・Lmaga.jp撮影)

(写真6枚)

声優・歌手・舞台俳優とさまざまな顔を持つ宮野真守が、日本屈指の人気劇団「劇団☆新感線」の最新作『アケチコ!~蒸気の黒ダイヤ、あるいは狂気の島~』で、初めて新感線単独主演を果たす。4月3日に座長・演出のいのうえひでのり、共演の神山智洋(WEST.)と出席した会見で、異色の舞台の主役を任された思いなどを語った。

■「名前だけじゃなく、見てもらっても胡散臭い(笑)」

大正時代のとある炭鉱町を舞台に、地元歌劇団の歌姫たちの恋愛スキャンダルや失踪、謎の怪人アンダルシアン・クーガー(古田新太)の正体などをめぐり、アケチコと、もう一人の名探偵・新田一耕助(神山智洋)が推理を繰り広げるという、謎と猟奇と笑いに満ちた音楽劇になる本作。宮野は演じるアケチコについて「名前が胡散臭いけど、見てもらっても胡散臭い」と笑う。

アケチコについて「秘密が大好きで秘密にこだわり、自分自身も秘密だから誰も知らない名探偵・・・って、そこイコールになるのかな? って(笑)。結構口八丁で、いろいろ言いくるめながらお金を取っていくという、癖のあるキャラ」とツッコミ気味に説明。

また「(脚本の)福原(充則)さんがラブレターみたいに僕らのことを考えて(キャラを)書いたそうですが、『僕、こうだったんだ』ってなりました(笑)」と、宮野のキャラを、本人も予想しない形で反映した役であることを明かした。

大阪でおこなわれた『アケチコ!~蒸気の黒ダイヤ、あるいは狂気の島~』の会見にて。左から神山智洋、宮野真守、いのうえひでのり(4月3日・Lmaga.jp撮影)
大阪でおこなわれた『アケチコ!~蒸気の黒ダイヤ、あるいは狂気の島~』の会見にて。左から神山智洋、宮野真守、いのうえひでのり(4月3日・Lmaga.jp撮影)

それに対して、同席していた演出のいのうえひでのりが、「(宮野と神山の)前向きなうっとうしさ、サービスの過剰さがドラマを引っ張ってくれるはず」と役柄との親和性を語ると、宮野も「(会見前に出演した)朝の番組でもサービス過剰になりましたよね」と納得の様子。

■ 「古田新太さんは『マモは根っからの変態のはず』と」

さらに、大正ロマン風の世界観や、60年代のロックをイメージした楽曲構成など、新感線としては初めての要素が多い作品の主役を任されたことに、大きな意義を感じているそうだ。

大阪でおこなわれた『アケチコ!~蒸気の黒ダイヤ、あるいは狂気の島~』の会見にて。宮野真守(4月3日・Lmaga.jp撮影)
大阪でおこなわれた『アケチコ!~蒸気の黒ダイヤ、あるいは狂気の島~』の会見にて。宮野真守(4月3日・Lmaga.jp撮影)

「本読みだけで、キャストもスタッフもゲラゲラ笑ったけれど、ビジュアルを想像するのが難しいところもある。特に今回は変装がふんだんに出てくるけど、これをどう表現するんだ? と。(劇団の)46年の歴史のなかでも、今までやったことがないと言わしめる題材に参加できるって、とても光栄なこと。古田(新太)さんは『マモは根っからの変態のはず』と思ってくださってるそうなので(笑)、主演のプレッシャーもあるけど、僕の変態性を出していけたら」と期待を語る。

大阪でおこなわれた『アケチコ!~蒸気の黒ダイヤ、あるいは狂気の島~』の会見にて。左から神山智洋、宮野真守、いのうえひでのり(4月3日・Lmaga.jp撮影)
大阪でおこなわれた『アケチコ!~蒸気の黒ダイヤ、あるいは狂気の島~』の会見にて。左から神山智洋、宮野真守、いのうえひでのり(4月3日・Lmaga.jp撮影)

さらに、コロナの時に番外的に上演された『カチカチ山』(太宰治作!)に出演したときのことに触れ、「本当につきっきりで、いのうえ演出の千本ノックを受けさせてもらって、おもしろさと過酷さを味わえました。その時の経験が、非常に僕の力になっています」と自信を見せ、「自分のこだわりを役に込めたら、アケチコの変態性を出していけると思う。がんばって応えたいし、今までにない面白い舞台を作れたらと思います」と、力強く意気込みを見せた。

そのほかには石田ニコル、浜田信也、志田こはく、粟根まことなどが出演。6月の東京公演、7月の福岡公演を経て、大阪公演は8月20日~30日に「フェスティバルホール」(大阪市北区)にて。チケットはS席1万6800円、A席1万2000円、22歳以下2200円で、7月12日から発売開始。

取材・文・写真/吉永美和子

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