大阪の名物看板、禁断の“裏側”をメディア初公開! 可愛い外見なのに…内部に衝撃

3時間前

8階建てビルの屋上にある「大ぴちょんくん」

(写真10枚)

大阪・梅田の街に鎮座する「大ぴちょんくん」。キュートかつインパクト大なビジュアルで関西のランドマークとなりつつある大看板が、3月16日をもって誕生から10周年を迎えた。それを記念し初となるメディア向けツアーが開催され、謎多き内部がお披露目された。

■「大ぴちょんくん」誕生から10周年、内部が初公開

エアコンメーカー「ダイキン」(本社/大阪市北区)の「大ぴちょんくん」といえば、同社のイメージキャラクター・ぴちょんくんの顔を大胆に据えた大看板のこと。

縦13m×横11m、鎌倉の大仏とほぼ同じサイズという存在感抜群なこの看板。かわいいだけと思いきや、その日の温度や湿度、季節やイベントに合わせてアニメーションが変わるという優れものなのだ。

汗かきや涙目など表情豊かなぴちょんくん。からからオレンジ、ひたひたパープルなど全9色
汗かきや涙目など表情豊かなぴちょんくん。からからオレンジ、ひたひたパープルなど全9色

誕生から10年の時を経て初めてメディアに向けて内部が公開されるわけだが、実は同社の担当者であっても、頻繁に足を踏み入れるような場所ではないそうだ。そもそも、あの内部には一体何があるのだろうか…?

■ かわいい見た目に反し…実はいかつかった内部

大ぴちょんくんは、阪神高速に面する建物「シログチビル」の屋上に設置されている。ご近所の商業施設「HEP FIVE」を間近にのぞむ8階建てビルの屋上から、さらにハシゴ階段を上っていくと、そこにはあの大看板の姿が。

大看板の内部には、さらに階段を上って入る必要がある
大看板の内部には、さらに階段を上って入る必要がある

巨大すぎて全容は掴めないものの、今まで遠くから見るだけの存在であった大ぴちょんくんが眼前にあるというだけで不思議な気持ちになる。

内部に入るための扉には、鳥よけネットが
内部に入るための扉には、鳥よけネットが

そして大ぴちょんくんの頰(?)らしき位置にある扉から、いよいよ内部へと入っていく。最初に驚いたのは、あのキュートな外観からは想像もできないほどメタリックな空間が広がっていること。

見た目に反していかつい内部
見た目に反していかつい内部

まず目を惹くのは壁一面にずらりと並ぶ円形の物体だが、これはLEDパネルの裏側となっており、その数なんと約35万個。大ぴちょんくんのアニメーションを表示するのに欠かせない存在だ。

両サイドの壁に並ぶLEDパネル
両サイドの壁に並ぶLEDパネル

そして入り口の近くにあるのは、温度計と湿度計が設置された「百葉箱」。ここで計測された数値や日本気象協会による花粉情報や熱中症危険アラートなどの情報をかけ合わせたデータが、「大ぴちょんくん制御室」という部屋に集約される。

「百葉箱」のなかには温度計と湿度計が
「百葉箱」のなかには温度計と湿度計が
大ぴちょんくんの頭脳ともいえる「大ぴちょんくん制御室」
大ぴちょんくんの頭脳ともいえる「大ぴちょんくん制御室」

そして担当者がアップする看板のデザインや文字情報と合わせることで、我々が普段目にしている大ぴちょんくんの顔が映し出される・・・というシステムになっている。

大ぴちょんくんを10年にわたり担当してきた高須友理さん
大ぴちょんくんを10年にわたり担当してきた高須友理さん

誕生時から大ぴちょんくんを担当する同社の高須友理さんによれば、実はこの10年間で台風によってLEDが壊れるという危機に見舞われたこともあったとか。

内部の最上階。とがった頭の先端部分にあたる
内部の最上階。とがった頭の先端部分にあたる

高須さんは「かわいらしい外見ですが、内部はしっかりこだわり、毎日情報を頑張って発信しています。ぜひ大ぴちょんくんの頑張りを知ってもらえれば」とコメント。かわいいだけでなく日々健気に頑張っていると思うと、大看板を見る目も変わりそうだ。

取材・文・写真/つちだ四郎

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