「口からも涙」前代未聞の慟哭シーン…髙石あかり、“トキを生きた”集大成【ばけばけ】

16時間前

『ばけばけ』第125回より。「ママさん、泣かないで」と言っているかのように、トキ(髙石あかり)の手に1匹の蚊がとまる(C)NHK

(写真4枚)

■ 有名な「小泉八雲と蚊」のエピソード、満を持して最終回に

また、慟哭するトキに寄り添うように、彼女の手にとまった一匹の蚊。小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)は複数の随筆で「死後は蚊になりたい」「墓参りに来た人を刺したい」と語っている。

これが第118回でトキと散歩に出かけたヘブンが言った「ワタシ、生まれ変わり、蚊になります」「会いたい人、刺します」という台詞にアレンジされており、最終回への「前フリ」となっていた。橋爪さんは、

「八雲の蚊のエピソードはとても素敵なので、ぜひどこかに使いたいと思っていてました。最後に、ヘブンの著書の前を蚊が飛ぶカットは、最終週を担当した村橋(直樹/チーフ演出)のアイデアです。蚊のCGって難しいんですよね。小さくて見えにくいし、大きくしすぎれば蝿になってしまうので(笑)」と話す。

ところで「蚊」といえば、トミー・バストウが役作りの一環で小泉八雲の墓参りをしたとき、1匹の蚊が飛んできて刺されたという運命的なエピソードを『歴史探偵』(NHK総合)や『あさイチ』(同)で披露していた。これにも関連づけて、

「トミーのエピソードにも刺激を受けて、『蚊』はやはり『ここぞ』という最終回で使うことになりました。このドラマではそんな、『運命かな?』と思えるような出来事が何度か起きました。八雲の導きか、出雲神々の導きなのか。いろんなことがうまくいってくれたなと、2年間の制作をふり返ってあらためて思います」と橋爪さん。

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