少年漫画だ…! 仲違い→兄弟の契りに、SNSボルテージ最高潮【豊臣兄弟】

『豊臣兄弟!』第7回より。織田家家臣・前野長康を助けに来た川並衆の棟梁・蜂須賀正勝たち。写真左から、前野長康(渋谷謙人)、小一郎(仲野太賀)、藤吉郎(池松壮亮)、蜂須賀正勝(高橋努)(C)NHK
仲野太賀主演で、豊臣秀吉の弟・豊臣秀長(小一郎)が、兄とともに天下一統を果たすまでを描いていく大河ドラマ『豊臣兄弟!』(NHK)。2月22日放送の第7回「決死の築城作戦」では、秀吉の有名なエピソード「墨俣一夜城」作戦が開幕。この計画に関わっていく川並衆をめぐる熱い人間関係と、秀長のラブストーリーが同時に進む展開に視聴者は盛り上がった。
■ 川並衆を仲間に入れたいが…第7回あらすじ
木下藤吉郎(豊臣秀吉/池松壮亮)は、織田信長(小栗旬)の家臣たちが次々に失敗した、墨俣に砦を築く計画に名乗りを上げる。小一郎は、料理の下ごしらえのようにあらかじめ砦の木材を組み上げておくことで、短期間で砦を築くという策を練った。
近隣の土豪集団・川並衆の力を借りるために、元川並衆の織田家家臣・前野長康(渋谷謙人)に、棟梁・蜂須賀正勝(高橋努)との仲介を頼むが、正勝は長康を裏切り者と言って襲いかかった。

かつて、長康と正勝は義兄弟の仲だったが、戦に勝てず「疫病神」と呼ばれた正勝は、誰の下にも付かないと決め、長康は彼とたもとを分かっていた。藤吉郎は、今回の策に欠かせない正勝は軍神であり、ともにこの世を見返してやろうと励ます。
長康の元に斎藤家の兵が攻めてきたと聞いた正勝は、藤吉郎とともに援護。兵を追い払った正勝は「墨俣の砦づくりはわし1人では手に余る。また一緒にやるか」と長康に声をかけた・・・。
■ 柴田勝家も失敗「墨俣攻略」…兄弟の作戦は
豊臣秀吉のミラクル下剋上の第一歩となった「墨俣一夜城」。彼の人生の最初のハイライトだけに、これもまた前編・後編のような形で描かれることになった。
まず前編は、蜂須賀正勝(通称:小六)などの地侍たちを味方に付けることで、超特急で砦を築く道筋を作っていくのと同時に、秀長の想い人・直(白石聖)に死亡フラグが? と、二重の意味で視聴者をハラハラさせる回となった。

信長がきちんと約束を果たし、前回の鵜沼城攻略の褒美として、ついに侍大将になった秀吉。墨俣に砦を築くという計画も、出世チャーンス! とばかりに手を挙げたけど、秀吉を敵視する重臣・柴田勝家(山口馬木也)に取り上げられてしまう。
しかし、勝家は自分も重症を負うほど大失敗。信長激おこ+蟄居(ちっきょ)命令が出てしまうけど、「信長は実は優しい子」ということを知ってる視聴者からは、SNSで本当の気持ちを推し量る声が。

「『お家でゆっくりお怪我治してね。治ったら許すからね』ってことでしょ。もう全く優しいんだから」「(怪我をする任務を与えてごめんね。お医者さんからの傷が癒えた)許しがあるまで蟄居しておれ」などの翻訳(?)が並んだが、
勝家も勝家で墨俣攻略のアドバイスを求めた秀吉に、なんだかんだでヒントを与えていて「サル嫌いだけれど、殿の為だとツンデレなのよき!」「(前田)利家(大東駿介)といい勝家といいツンデレが多いな、織田家中は」など好感度がアップした模様。

そして、勝家および墨俣ミッションに参加した人たちへのヒアリングの結果、敵の攻撃を交わしながら砦を築くのではなく、攻撃される前にパパっと作ってしまおう! という結論に達したチーム豊臣。
そこで川の上流で木材を切り出し、その場でパーツ状に加工して、川伝いに運び込んで、現地で一気に組み立てるというアイディアが浮上した。
その呼び水となったのが「料理の仕込みは済ませてるから、あとは煮込むだけ」という、母・なか(坂井真紀)の言葉になるとは、なんとも予想外だった。
この流れにもSNSは「キャンプに行く前に具材を切って持っていけば現地で素早く料理ができる、そういう事だね!」「日本初のプレハブ工法の城(墨俣城)爆誕」「まさか【汁】から着想を得るとは」「日常の小さなことが歴史を動かすダイナミズムが面白い」などの感心の言葉が並んでいた。
■ 池松壮亮「シン・仮面ライダー」彷彿の必殺技
そこで、墨俣エリアを仕切る集団「川並衆」に交渉に行った秀吉&秀長ペア。しかし、仲介をお願いした元川並衆・前野長康は、棟梁の蜂須賀正勝からは裏切り者扱いされていて、連れてきたのは逆効果ということが判明。

刃傷沙汰にも巻き込まれて主人公ピーンチ!・・・と思ったら、秀吉は長康を飛び蹴りして川に突き落とし「こいつ、勝手に着いてきただけなんで!」と、敵意がないことを主張。この見事な手のひらくるりんぱに、正勝はすっかり毒気を抜かれるという効果があった。
SNSでも、まず秀吉の華麗な飛び蹴りに「えぇぇぇ飛び蹴りww」「ライダーキック!!」「さすが藤吉郎見事なキック。来世シン仮面ライダーに転生する男」と、中の人が昔演じた役柄の話題で盛り上がりつつ
「藤吉郎流、貶すフリして逃がす作戦」「藤吉郎の掌クルクルスキルってこう使うべきなのか。いつもの身内の小一郎に発揮してたから、なんやコイツ・・・としか思えてなかった」「蜂須賀どのの顔『えっ何こいつら変・・・・・・』てちょっと引いとったやん」などのコメントが。

そして、長康と正勝の打ち明け話から、2人が義兄弟のような関係であったこと、正勝は雇い主のひどい仕打ちで主君は持たないと決め、長康は生き残るために信長側に着いた・・・という辛い過去が判明。
これにもSNSは「ここにも仲違いした兄弟の話があるのね」「疫病神といわれ、厄介者扱いされ、なにも聞かされずおとりにされ、そりゃ人間不信になっていくよなー」「ある意味藤吉郎と小一郎のIFの姿か・・・城持ち・下剋上に魅入られて、失敗した姿」など、戦国の厳しさを改めて思い知るような言葉が並んだ。
■ 裏で「王道ラブストーリー」死亡フラグ→プロポーズ
ただ、今回の秀長は、自分にここまで着いてきてくれた直に別れを切り出され、秀吉の足を引っ張りかねない状態に。秀吉が気を使って追い返してみると、なんと直は熱病に襲われていた。

数少ないオリジナルキャラだけに、退場がいつになるかわからなかったが「まさかここで?!」とSNSでは一斉に悲鳴が上がったが、秀長が大量のお賽銭で祈った甲斐があり、直は回復。一度は刺さりかけた死亡フラグを、見事へし折ってみせた。
その流れで「直のいる所が、自分が帰る場所」と、実質的なプロポーズを実現した秀長に、SNSは「全財産お賽銭してよかった・・・」「もともとケンカップルだから、なかなか好きを言い合うのが遅くなっちゃったんだなぁ」「墨俣攻略しようとしながら王道ラブストーリーもかましてるのすごいな」「ああ今週も終わってみればラブ大河」などの喜びの声が一斉にあがっていた。
■ まるで少年漫画!SNSもボルテージ最高潮
一方、秀吉の方も、自分たちのアイディアを正勝に伝えた上で、味方になるまでテコでも動かない(物理)で攻めることに。

心を開いた正勝に「お主は疫病神ではなく軍神」と心の傷を払拭したうえで、一緒にこの世界にリベンジを果たそうぜ!! という、少年漫画の主人公のような言葉で正勝を見事に仲間にした。ここしばらくの大河作品では、サイコパスな面が強調されがちだった秀吉だけど、久々に明るいカリスマ性が描かれたシーンだ。
SNSでも「おお、秀吉一人でちゃんと説き伏せた」「小六、なんだかんだ言っててちゃんと検討してくれてたのね。そして藤吉郎ひとたらしテクが炸裂」「『共にこの世を見返してやろう』こんなの、絶対惚れるだろう・・・・・・!!」「口先の嘘や小手先の策も弄するけど、それはそれとして最後の最後に物を言うのは本気の信念というのがこのドラマのテーマの一つなんだなあ」などの胸熱な言葉が。

そして、正勝が作戦を盤石なものとするために、実はずっと気にかけていた長康と再び義兄弟の契りを結ぶという、さらなる胸熱展開には「蜂須賀殿と前野殿! アツすぎる展開。今日はとりなし祭りだった」「色んな兄弟愛がありすぎる。いいものを魅せてくれるなほんと」「なるほど、兄弟の絆や因縁があちこちで運命を変えていくのね。だから『兄弟』なんだ」「もう週刊少年ジャンプに掲載されるレベルの王道少年漫画でめちゃくちゃ好きだ!!」と、歓声のような感想が並んでいた。
この時代の豊臣兄弟の行動はほとんど記録がなく、残っていても信憑性に疑問があるものばかりなので、かなり自由に翼が広げられる期間。豊臣秀吉×蜂須賀正勝×前野長康の関係性も、以前から顔見知りだったなどいろんな説があるなか、もう一つの「兄弟」をくっきりと描き、かつ最高にボルテージが上がる形でまとめ上げてみせたのに感心した。そして来週「墨俣一夜城」がいかに描かれるのか? 期待を最大限に高めておいて間違いはなさそうだ。
◇
大河ドラマ『豊臣兄弟!』はNHK総合で毎週日曜・20時から、NHKBSは18時から、BSP4Kでは12時15分からスタート。3月1日放送の第8回「墨俣一夜城」では、ついに墨俣に砦を築く作戦が実行され、斎藤龍興(濱田龍臣)の軍と激突するところが描かれると同時に、のちに秀吉を支える軍師・竹中半兵衛(菅田将暉)が初登場する。
文/吉永美和子
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