世界最高齢ワイン誕生日にファン集結、イラストに写真展…街全体がウォンバット一色

6時間前

ワインの誕生日を祝う阪急池田駅前のゲストインフォメーション(2月11日撮影、池田市)

(写真11枚)

大阪府池田市の「五月山動物園」で飼育されている世界最高齢のウォンバット「ワイン」の誕生日会が2月11日、オンラインで開催。「阪急池田駅南広場KUREPA」のライブビューイング会場はもちろん、イラスト展や写真展など、街全体がウォンバット一色となって盛り上がった。

ワインの誕生日オンライン配信をライブビューイングで楽しむファン(2月11日撮影、池田市)
ワインの誕生日オンライン配信をライブビューイングで楽しむファン(2月11日撮影、池田市)

■ 限定ガチャポンに長蛇の列

千葉や福岡、名古屋など全国から数百人の“ウォンバッター”が集結した駅前の会場では、この日限定の缶バッジが入ったガチャポンに長蛇の列が。昨秋仲間入りしたリクとソラが来日した際の輸送檻の展示や、ワインへのメッセージボード、記念撮影用のフォトスポットも設けられ、ファンの笑顔が絶えなかった。

長蛇の列ができたガチャポン(2月11日撮影、池田市)
長蛇の列ができたガチャポン(2月11日撮影、池田市)

ウォンバットによる街おこしを進める池田市。「五月山動物園」では現在、日本で飼育されている6匹のうち5匹、ワイン、フク、ユキ、ソラ、リクを飼育している。

37歳を迎えた“ウォンバット界のレジェンド”ワイン(写真提供:五月山動物園)
37歳を迎えた“ウォンバット界のレジェンド”ワイン(写真提供:五月山動物園)

市のマスコットキャラクター「ふくまる」も、ウォンバットと大黒天をモチーフにした愛らしい存在で、市民に親しまれている。まさに“ウォンバットが暮らす街”である。

阪急池田駅前にある池田市公式マスコットキャラクターの「ふくまる」一家(2月11日撮影、池田市)
阪急池田駅前にある池田市公式マスコットキャラクターの「ふくまる」一家(2月11日撮影、池田市)

■「元祖イケ“ウォ”じのワインさん、長生きしてね」

福岡から駆けつけた40代女性は、7年前にインスタグラムでワインの写真を見て「何コレ、かわいすぎる」と一目ぼれ。以来、5匹すべてを推す“箱押し”だという。「丸くてずんぐり、もふもふがかわいい」と目を細め、「ワインさん、ず~っと大好き」と笑顔で話していた。

一方、13年来のウォンバッターで、千葉から飛行機で訪れた40代女性は、「丸っこい“うぉ”尻や手足の裏、絶妙なフォルムに癒やされます」とにっこり。

ウォンバッターが持参したぬいぐるみやグッズの数々(2月11日撮影、池田市)
ウォンバッターが持参したぬいぐるみやグッズの数々(2月11日撮影、池田市)

ウォンバット愛が高じてオーストラリアへ移住した人もいるといい、「それに比べれば、国内移動しかしない私はまだ“ひよっこ”」と笑う。そして、「元祖イケ“ウォ”じのワインさんには、40~50歳を目指して、健康でストレスなく長生きしてほしい」と願いを込めた。

ワインへのお祝いコメントであふれるメッセージボード(2月11日撮影、池田市)
ワインへのお祝いコメントであふれるメッセージボード(2月11日撮影、池田市)

■ 街ぐるみで祝福ムード、ギャラリーも“ウォンバット一色”

街を挙げての祝福もにぎやかだ。阪急池田駅前のゲストインフォメーションでは、かつて同園で暮らしていたウォンバット「アヤハ」のはく製とともに、ワインへの誕生日メッセージボードや「37」の風船を展示し、お祝いムードを盛り上げていた。

駅構内2階の「ギャルリVEGA」では、イラストレーター、山本勉さん(67)の作品展「ウォンバット展3+コアラとクオッカ ワラビー」(2月16日まで)を開催中だ。

ワインの誕生日に合わせて、作品展を開いたイラストレーターの山本勉さん(2月11日撮影、池田市)
ワインの誕生日に合わせて、作品展を開いたイラストレーターの山本勉さん(2月11日撮影、池田市)

もともとカエルや蒸気機関車を描いていた山本さんは、3年前に五月山のウォンバットと出会い、その愛らしさに心を射抜かれた。「SNSに公開した時の反響に驚き、もっとかわいく描きたいと思うようになった」と振り返る。

「ワインさんは鼻が大きく、目が一番キラキラしている。心が美しいまま、長生きしてほしい」と優しい笑顔で話していた。

写真家・相原正明さんの写真展も開催(2月11日撮影、池田市)
写真家・相原正明さんの写真展も開催(2月11日撮影、池田市)

さらに、駅構内にある「市立ギャラリーいけだ」では、タスマニアの自然を撮り続ける写真家・相原正明さんの写真展『ウォンバットとタスマニアの仲間たち』(2月16日まで)も開催中。駅を降りれば、そこはウォンバット一色。世界最高齢のレジェンドを囲み、池田の街はこの日、温かな祝福ムードに包まれていた。

取材・文・写真(一部)/西部マキコ

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