ヘブン役のトミー・バストウ、吉沢亮は「俳優としての価値観が似ている」

21時間前

『ばけばけ』第61回より。トキに休む理由を尋ねるヘブン(トミー・バストウ)(C)NHK

(写真5枚)

連続テレビ小説『ばけばけ』(NHK総合ほか)年内最後の回となる第65回で、ついにトキとヘブンが結ばれた。1月5日からの第14週「カゾク、ナル、イイデスカ?」を前に、ヘブン役のトミー・バストウがコメントを寄せた。

英語教師として来日したヘブン。同僚の英語教師・錦織友一(吉沢亮)のサポートを受けながら、松江での日々を送る。女中として働くトキ(髙石あかり)と、怪談を通じて心を通わせるようになる。

『ばけばけ』第61回より。(C)NHK
『ばけばけ』第61回より。楽しそうに歩くトキ(髙石あかり)とヘブン(トミー・バストウ)(C)NHK

──撮影が進み、明治時代を生きるヘブンを演じて、日本の印象も変わりましたか?

ヘブンを演じるようになって、イギリス人としての自分がより強くなったような気がしています。それは、日本について、以前よりも理解することができたからかもしれません。

私は今、実際に日本に住んで、日本の人たちと一緒にお仕事をさせてもらっていますが、ここで目的を持って過ごすことで、お互いの文化の違いを尊重できるようになったのだと思います。ヘブンも日本で暮らし、日本の文化を体験し、そこで知った日本の魅力を海外にも伝えたかったのだと思います。

『ばけばけ』第65回より。(C)NHK
『ばけばけ』第65回より。トキ(髙石あかり)に話すヘブン(トミー・バストウ)(C)NHK

──いよいよトキとヘブンは夫婦になります。演じるなかで意識していることはありますか?

トキ役の髙石あかりさんとは、撮影が始まった頃から夫婦のような空気感があるのを感じていました。逆に、最初の頃のシーンの方が、夫婦の段階ではないお芝居を意識しなければいけなかったんです。

ほぼ時系列どおりに撮影を進めていただけたので、あまり深く考えずに、ただ台本を読み、現場ではあかりさんとのお芝居を信用して集中し、流れに任せて演じてきた感じです。トキと夫婦になってから意識的に何かを変えたというよりは、今も自然に関係を築けているような感覚で撮影をしています。

──ヘブンと錦織との関係性も深まっていきます。錦織役の吉沢亮さんの印象を、改めて教えてください。

錦織は、とても美しい魂を持っている人ですよね。演じる吉沢さん自身が本当にすてきな人で、それが錦織という役にも表れていると思います。共演するなかで、本当に優しくて思いやりのある人だと感じていますし、彼と共演したことがある俳優たちからも、同じような印象を持っているという話を聞くので、本当にすばらしい人なのだなと思っています。

話をするヘブン(トミー・バストウ)と錦織(吉沢亮) (C)NHK
話をするヘブン(トミー・バストウ)と錦織(吉沢亮) (C)NHK

彼とは、違う国で、違う言語でお芝居をしてきたという違いはありますが、俳優としての価値観が似ていると感じています。錦織との関係性を深めるお芝居のなかでも、その感覚を一番大事にしてきました。

──トキと夫婦になり、ヘブンにも新しい家族ができます。松野家の印象を教えてください。

松野家の人たちには、本当に温かく迎え入れてもらえて、すごく演じやすかったです。ただ、最初の頃は、松野家の全員が日本語なので、撮影の合間も上手くコミュニケーションが取れずに悩んだ時期がありました。

しかし、皆さんがすぐにそのことに気づいてくれて、言葉が違うなかでどうすればコミュニケーションが取るのかを、一緒に工夫してくれたんです。特に、私にいつもやさしく辛抱強く付き合ってくださった、松野家の両親にはすごく感謝しています。

『ばけばけ』第56回より。(C)NHK
『ばけばけ』第56回より。ヘブン(トミー・バストウ)に絵を描いて伝えるトキ(髙石あかり)(C)NHK

──物語も後半に突入しますが、視聴者の方へのメッセージをお願いします。

『ばけばけ』という作品は、すばらしい物語だと思います。ヘブンとトキは、幼少の頃から大変な苦労をして育ってきましたが、「怪談」を通じて心を通い合わせ、ともに歩んでいくことを決めました。

そして、トキと夫婦になったことで、ヘブンは「家族」という生きがいも手に入れることができました。ただ、2人の物語は、最後まで見てすべてが理解できるものだと思っています。視聴者の皆さんにも、絶対に最後まで見ていただきたいです。

  • LINE

関連記事関連記事

あなたにオススメあなたにオススメ

コラボPR

合わせて読みたい合わせて読みたい

人気記事ランキング人気記事ランキング

写真ランキング

関連記事関連記事

コラム

ピックアップ

エルマガジン社の本