「熾烈すぎる争奪戦…」人気駅弁「ミャクミャクひっぱりだこ飯」に受注生産の新展開

2025.12.17 07:15

受注販売を開始する「ミャクミャク ひっぱりだこ飯」(1980円)

(写真5枚)

『大阪・関西万博』の公式キャラクター「ミャクミャク」をデザインに採用した、人気駅弁「EXPO2025 ミャクミャク ひっぱりだこ飯」が、12月17日19時より、受注生産分の受付を開始する。

◆ 「淡路屋パビリオンのミャクミャクひっぱりだこ飯戦争」との声も…

駅弁の製造販売を行う「淡路屋」(神戸市東灘区)が手掛ける「EXPO2025 ミャクミャク ひっぱりだこ飯」の初登場は、9月18日。販売開始とともに人気に火が付き、取り扱い店舗の前には、毎日早朝より長蛇の列ができた。

その後ウェブで追加販売も、断続的に行ってきた。「淡路屋」代表取締役副社長の柳本雄基さんによると、11月20日から予約受付を再開すると、予約サイトの待機列が、昼の「取り置き」で約8000人、夜の「宅配」では1万人を超えた。この驚異的な人気ぶりは、「淡路屋パビリオンのミャクミャクひっぱりだこ飯戦争」「熾烈な争奪戦が繰り広げられてる…」とSNSでも大きな話題となった。

万博会場では、ケンミン食品とコラボレーションしたグルテンフリー駅弁「GFひっぱりだこ飯」も販売。右から「淡路屋」代表取締役副社長の柳本雄基さん、「ケンミン食品」代表取締役社長・高村祐輝さん

万博閉幕3カ月経過した今も、人気が衰えることなく、「再販始まってから毎日お昼と夕方に挑戦」「ネットで格闘した末ようやく購入出来た分が届いた」「苦節3ヶ月…やっとミャクミャクのひっぱりだこ飯注文できた」「念願のミャクミャクひっぱりだこ飯届いた!可愛い美味しい!」など、買い求める人たちの悲喜こもごもが、アップされ続けている。

◆ 専用陶器確保のため「受注生産」での販売をスタート

ミャクミャクひっぱりだこ飯をおいしくいただいた後の壺には、ミャクミャクのぬいを飾る人が多いという。こちらはケンミン食品の受付で「ケンミンぼうや」とともに過ごすミャクミャク。

現在販売中の「再追加分」は2026年1月末には完売となる見込み。完売後は、次回の製造に必要となる専用陶器(壺)の追加生産には一定の期間を要すると言う。

「お客さまが確実に商品をお求めいただける機会を早めにご用意するため、2026年4月より『受注生産』での販売を開始することといたしました。受注生産とすることで、準備期間を確保しつつ、これまで以上に多くのご注文にお応えできる体制を整えることが可能となります。」と「受注生産」に至る経緯を公式サイトで説明している。

柳本さんは、当初想像していたよりもはるか大きな反響に驚きつつ、「人気が大きすぎるので、ご不便おかけしますが、できる限り追加追加で対応してまいりますので、諦めずに挑戦をお願いします」と購入希望者に呼びかける。

◆ 12月17日からの第一弾「受注生産」の詳細は…?

12月17日19時より受注開始する対象期間は、2026年4月13日〜17日、4月20日〜24日のお届け・お渡し分。受注受付は、「淡路屋店頭おとりおきサイト」「淡路屋オンラインショップ」にて。なお、本商品は「消費期限が短い商品」であり、また製造・品質管理の都合上、1日あたりの生産数には上限があるため、各日に受注可能数を設定し、上限に達した場合は受付を終了する。

今後も、4月分に続き、5月分、6月分も順次受注受付を開始予定で、日程が決まり次第、公式ホームページおよび公式SNSにて発表する。

取材・文・撮影/Lmaga.jp編集部

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