「べらぼうで解像度上がった」浮世絵展が大阪で、ドラマ登場作品も

9時間前

『動き出す浮世絵展』の空間イメージ

(写真5枚)

12月14日に最終回を迎えた、大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(NHK)。12月29日には総集編が放送され、未だ興奮冷めやらないなか、ドラマで登場した浮世絵の世界に没入できるデジタルアートミュージアム『動き出す浮世絵展』が、2026年1月17日から大阪で開催される。

同展は、2023年から名古屋、ミラノ、鹿児島、東京、台北、福岡を巡回し、今回満を持して大阪・梅田の商業施設「グランフロント大阪 北館」にやってきた。

『べらぼう』放送中に開催した東京、福岡では、「べらぼう観てるのもあってより楽しめた」「べらぼうで浮世絵の解像度上がってた」と、SNSで感想が寄せられた。

『動き出す浮世絵展』の空間イメージ
『動き出す浮世絵展』の空間イメージ

会場では、ドラマに登場した喜多川歌麿、葛飾北斎、東洲斎写楽をはじめ、歌川広重、歌川国芳など、浮世絵師の作品300点以上を、3DCGアニメーションやプロジェクションマッピングを駆使した、デジタルアート作品として描く。

そのなかには、東洲斎写楽の『三代目大谷鬼次の江戸兵衛』や、喜多川歌麿の『婦女人相十品 ポペンを吹く女』『歌撰恋之部 物思恋』など、ドラマで制作過程が描かれた作品も登場する。

『動き出す浮世絵展』の空間イメージ
『動き出す浮世絵展』の空間イメージ

全体が9つの映像空間に分かれ、葛飾北斎の『冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏』など、水の表現を体感できる「藍」や、東洲斎写楽の大首絵で魅せる「錦」など、それぞれのコンセプトに合わせた3〜10分程度の映像が投影される。

また、解説映像も用意され、子ども向け(小学校2年生以上)の内容もあるため、浮世絵への理解をさらに深めることができる。そのほか、魚釣りや輪投げなどの、さわって遊べるコンテンツや、ミュージアムショップも設置される。

『動き出す浮世絵展 OSAKA』は、「グランフロント大阪 北館」地下1階「ナレッジキャピタル イベントラボ」にて開催。期間は、2026年1月17日〜3月14日まで。当日券料金は、大人2300円、学生(高・大・専門)1600円、子ども(4歳以上中学生以下)1000円。

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