これは穴場!梅田で「麻辣湯」、約100席の大バコで…人気「無限麻辣湯」の姉妹店 

2025.12.24 13:00

麻辣湯を食べながら、開放的な景色が見られるのもうれしい

(写真12枚)

大阪・梅田の「グラングリーン北館」(大阪市北区)に、麻辣湯専門店「麻辣時間-MALA TIMe -」が12月1日オープンした。なんばエリアの人気店「無限麻辣湯」の姉妹店で、ここでは本店では期間限定のスープの提供もしている。

■ 伝統の「透き通った」スープ&人気の豆乳も

「麻辣湯」とは中国で親しまれている「麻」=痺れる辛さの花椒、「辣」=ピリピリした辛さの唐辛子で春雨や野菜を煮こんだスープで、ここ数年で大阪にも専門店が急増しており、特に若い世代の間で人気を誇っている。

「re:Dine 大阪」外観
「麻辣時間」が入っている「re:Dine 大阪」外観

そんななか、大阪でも先駆けでオープンしたといえる2016年オープンの「無限麻辣湯」の特徴は、本場・中国で麻辣湯作りを学んだ店主・橋本さんが秘伝の麻辣ペーストとさまざまなスパイス&ハーブで作る清湯ベースの麻辣湯を提供していること。近頃見かける麻辣湯はクリーミーなものが多いと感じていたが、実は中国では10年前から麻辣湯に牛乳などミルク系の材料をスープに入れるのがブームになっているそう。

「麻辣時間」の「大人気!具だくさん麻辣湯」(1650円)
「麻辣時間」の「大人気!具だくさん麻辣湯」(1650円)

しかし同店では伝統である透き通ったあっさり薬膳スープを軸に、濃厚でまろやかな豆乳スープの2種類から選択が可能。豆乳スープは本店では毎年12月頃に期間限定で出る品だが、こちらでは期間制限なしでスタンバイする。またスープの辛さは6段階あり、辛いものが苦手な人や子ども楽しめるよう0辛も頼めるようになっている。

左から「麻辣時間」店主・橋本さん、店長・安齋さん
左から「麻辣時間」店主・橋本さん、店長・安齋さん

橋本さんは「約10年前になんばでお店をオープンした頃は、麻辣湯ってなんですか?と聞かれることが多かったんです。今やミナミは麻辣湯の激戦区で、認知度が上がっていることがうれしいです」とコメントした。

■ 狙い目は平日!広い店内で自分好みの1杯に

早速、席に座りiPhoneでQRコードを読み込んでメニューを見てみると、「具材を選ばなくてOK」な商品「大人気!具だくさん麻辣湯」(1650円)が目に入った。もやし・白菜・チンゲン菜・豚肉・卵などが入っているため、ルーキーをはじめ「何を選べば…」と悩んでいる人にもお薦めだ。

「麻辣時間」の「大人気!具だくさん麻辣湯」(1650円)。さつまいも春雨はツルツルでおいしい
「麻辣時間」の「大人気!具だくさん麻辣湯」(1650円)。さつまいも春雨はツルツルでおいしい

もちろん具材をゼロから選んで楽しむことも可能。ラム肉・豚肉などの肉系、ホタテ・えび・イカ団子などの海鮮系、きくらげ・姫たけのこ、ブンモジャなど、約35種類の具材の組み合わせは460万通り以上になるため自分好みの1杯に仕上げることができる。さらにここでは具材はメニュー表からセレクトしていき、すぐに値段が出るため明瞭会計なのもうれしい。

ベースは豆乳スープ。さつまいも春雨やえのき、干し豆腐、レタス、パクチーなどの具材を追加して1400円ほど
ベースは豆乳スープ。さつまいも春雨やえのき、干し豆腐、レタス、パクチーなどの具材を追加して1400円ほど

そして今回「麻辣時間」はシェア型フードホール「re:Dine 大阪(リダイン)」内にオープン。同店以外にもハンバーガーショップ「BRISK STAND」や生パスタ専門店「pasta stand」などの店舗が入っており、フードホールはテラス含め約100席あるため、取材日(平日)は混んでおらず、ゆったりと店内空間を楽しむことができた。カウンターはもちろん、グループで来ても座れる席が多い。

「re:Dine 大阪」内観
「麻辣時間」が入っている「re:Dine 大阪」内観

さらにフードホールならではの楽しみ方もあり、何人かでいろんな料理をシェアして食べたり、店内の「クラフトビール100」でクラフトビールを何杯か飲んだ後に、シメで麻辣湯を食べて帰る人もいるとか。

麻辣湯はクラフトビールと合わせてもおいしい!
麻辣湯はクラフトビールと合わせてもおいしい!

そのほか「福袋」(500円)2種も、「梅田店」限定で2025年12月30日まで販売中。スープはレギュラースープ(420円)or 豆乳スープ(620円)から選ぶことができ、福袋Aには大ぶりホタテ、福袋Bには蟹トビコ団子&ブンモジャが必ず含まれているなど、1500円相当の食材が入っているお得な内容になっている。

「麻辣時間-MALA TIMe -」はグラングリーン大阪北館 JAM BASE 1階「re:Dine 大阪」内にオープン。営業は11時〜23時(22時L.O.)まで。定休日は店舗により異なる。

取材・文・写真/Lmaga.jp編集部

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