ZARA、日本はメンズ売り上げが好調→大阪に日本初の「メンズ専門店」オープンへ

2025.12.24 07:00

入口部分にはスペイン人アーティストによるアート作品の展示が

(写真6枚)

スペイン発のファッションブランド「ZARA」のメンズ専門店「ZARA MAN」(大阪市中央区)が、12月20日に日本初進出を果たした。オープン初日には開店前から列ができるなど、注目を集めている。

■ 「大阪はZARAとしても重要視している場所」

「ZARA MAN」
「ZARA MAN」

男性用の衣類や小物だけを扱うメンズ専門店「ZARA MAN」。スペイン・マドリード、スイス・チューリヒ、アメリカ・コスタメサ、イタリア・ローマなど、世界で92店の「ZARA MAN」が展開されており、日本初出店の地として選ばれたのは大阪・心斎橋だ。

この心斎橋には、今年10月30日にオープンしたフラッグシップ店「ZARA 心斎橋」があり、また同店3階には日本初のカフェ「ザカフェ」が入店。両店は同じ「心斎橋筋商店街」にあり、距離にして800mほど。心斎橋エリアでは、フラッグシップ店とメンズ専門店が両立し、同ブランドの存在感が強調されている。

同ブランドの広報担当者は、「現在、日本ではメンズの売り上げが伸びており、特に大阪はZARAとしても重要視している場所です」とコメント。その言葉通り、同エリアには従来外国人観光客が多いが、オープン初日の同店には日本人の男性やカップルが多く訪れており、日本人からの注目度が高いように見受けられた。

◾️コラボ商品も優先的に…2フロアで豊富なラインアップ

外観には日本らしさを感じる灯篭があしらわれている
外観には日本らしさを感じる灯篭があしらわれている(Lmaga.jp撮影)

焼杉をイメージしたシックなファサード、ブラックメタルのロゴやブランド名をカタカナで記した行燈が出迎えてくれる「ZARA MAN」。

1階の奥にはDJブースやスピーカーが設置されているなど、男性好みのインテリアが特徴
1階の奥にはDJブースやスピーカーが設置されているなど、男性好みのインテリアが特徴(Lmaga.jp撮影)

「ブティック」をイメージしたという店内は、1階と2階の2フロア約600平方メートルで構成されている。ダークウッドの壁面、コンクリート床など、インテリアは重厚感あるダークトーンで統一されており、日本人やスペイン人アーティストによるアート作品や調度品などが随所に使われているのも特徴だ。スタッフのユニフォームはモードとカジュアルが上手くミックスされたデニムのセットアップで統一されており、通常のZARAとは異なる雰囲気だ。

カジュアルウェアが並ぶエリアには「DUCCATI」のバイクがインテリアに
カジュアルウェアが並ぶエリアには「DUCCATI」のバイクがインテリアに(Lmaga.jp撮影)

エリアブティックらしく、カジュアル、モダン、モードなどZARA MANの主要コレクションが並ぶほか、「SOSHIOTSUKI X ZARA」、「AARON LEVINE X ZARA」、「CASTELLANO 1920 ® X ZARA MAN」など、コラボレーションアイテムも豊富に取り揃えられている。通常の同ブランドの店舗よりも圧倒的に商品数が多く、お目当ての商品が見つかりやすいだけでなく、じっくりと吟味して商品を選ぶことができる。

2階はフォーマルな洋服や靴が揃う
2階はフォーマルな洋服や靴が揃う(Lmaga.jp撮影)

同ブランドの広報担当者は、「ZARA MANは商品のラインナップが通常店舗よりも多く、コラボアイテムなども優先的に入荷されます。週2回新商品の入荷があるので、ぜひ気軽に来ていただけるとうれしいです」と話す。

「ZARA MEN」の営業時間は10時半〜22時。

取材・文・写真(一部)/野村真帆

  • LINE

関連記事関連記事

あなたにオススメあなたにオススメ

コラボPR

合わせて読みたい合わせて読みたい

人気記事ランキング人気記事ランキング

写真ランキング

関連記事関連記事

コラム

ピックアップ

エルマガジン社の本