ギリギリまで甘く…大阪産「朝採りいちご」が一番おいしい!? 5日間限定で

2時間前

百貨店「あべのハルカス近鉄本店」(大阪市阿倍野区)の店頭に、朝採りいちごが並ぶ様子(12月17日撮影/Lmaga.jp)

(写真5枚)

「今届きましたー!」百貨店「あべのハルカス近鉄本店」(大阪市阿倍野区)の店頭に、朝方に摘んだばかりのいちごが並んだ。12月17日から5日間、期間限定で「朝採りいちご」を販売する。

販売されているのは、「近鉄百貨店」が大阪府河南町で自社栽培した「はるかすまいる」。いちごは気温の低い夜間に糖分を蓄えるため、「朝採りいちご」はおいしさ、みずみずしさが抜群となる。特に、12月は今季初めて実らせた「一番果」のため、株の栄養がいちごに凝縮される。

百貨店「あべのハルカス近鉄本店」(大阪市阿倍野区)で販売するいちご「はるかすまいる」(12月17日撮影/Lmaga.jp)
百貨店「あべのハルカス近鉄本店」(大阪市阿倍野区)で販売するいちご「はるかすまいる」(12月17日撮影/Lmaga.jp)
今朝、収穫したばかりの「はるかすまいる」。甘みが強く、ジューシーな味わい(12月17日撮影/Lmaga.jp)
今朝、収穫したばかりの「はるかすまいる」。甘みが強く、ジューシーな味わい(12月17日撮影/Lmaga.jp)

また、大阪で自社栽培していることも、いちごの甘さに一役買っている。一般的にいちごは、輸送のため7〜8分の熟度で出荷される。収穫時の甘さ=いちごの甘さとなり、それ以上甘くなることはない。一方、「はるかすまいる」は「外部流通を挟まず、ギリギリまで甘くしたものをすぐに翌日送るので、甘いし鮮度も高いです。大消費地のお膝元で栽培しているのが強み」と、事業開発部・荒鹿さんは話す。

「はるかすまいる」は2022年8月から自社栽培を始め、2023年から販売開始。年間8〜10万パックが、入荷すると無くなっていくペースで売れている。

百貨店「あべのハルカス近鉄本店」(大阪市阿倍野区)地下2階「ハルチカマルシェ」でいちごを販売する様子(12月17日撮影/Lmaga.jp)
百貨店「あべのハルカス近鉄本店」(大阪市阿倍野区)地下2階「ハルチカマルシェ」でいちごを販売する様子(12月17日撮影/Lmaga.jp)

今年は11月中旬から店頭に登場。取材当日は、1パック・1404円(中粒)〜、朝採りいちごが1515円で販売されていた(時期によって価格は変動する)。反響について、荒鹿さんは「シーズン初めの11月は、今より高い価格で販売していたのですが、それでもどんどん売れていました」と話す。そのほか、試しやすい小さいパックが540円で販売されている。

今後は、「はるかすまいる」を使ったジャム、フィナンシェ、リキュールなど、規格外いちごを活用した自社商品を展開。2026年春頃に販売を予定する。

2026年春頃、販売予定の「はるかすまいる」を使った自社商品。写真右奥から時計回りに、リキュール、フィナンシェ、クッキーサンド、ジャム(12月17日撮影/Lmaga.jp)
2026年春頃、販売予定の「はるかすまいる」を使った自社商品。写真右奥から時計回りに、リキュール、フィナンシェ、クッキーサンド、ジャム(12月17日撮影/Lmaga.jp)

「はるかすまいる」は、「あべのハルカス近鉄本店」ウイング館地下2階「ハルチカマルシェ」にて、6月頃まで販売。朝採りいちごは、12月17日〜21日まで店頭に並ぶ(1パック・1515円/各日20パック限定)。

取材・文・写真/Lmaga.jp編集部

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