客室に砂浜、ふぐモチーフのプール…12月開業「リゾナーレ」の8施設目は下関

2時間前

12月11日に開業する「リゾナーレ下関」

(写真17枚)

■ 下関市のお隣には…温泉街の「界 長門」も

リゾナーレ下関のオープンで周辺エリアの盛り上がりが期待されるなか、下関市のお隣・長門市には同じく星野リゾートの温泉旅館「界 長門」も存在感を放っている。

長門市には、星野リゾートが手掛ける温泉旅館ブランド「界 長門」も
長門市には、星野リゾートが手掛ける温泉旅館「界 長門」も

古くから毛利藩の藩主が湯治場として重宝してきた「長門湯本温泉」は、かつて多くの人々が訪れる観光地として名を馳せていたが、近年は大幅に旅行客が減少。そんな同エリアを再生すべく星野リゾートと長門市が一体となってまちづくりを計画し、2020年に開業したのが「界 長門」だ。

「界 長門」の客室
「界 長門」の客室
宿泊客以外も利用できる「あけぼのカフェ」では、どら焼きやドリンクを提供。どら焼きは定番のあずきのほか、山口発祥の柑橘類・ゆずきちや季節のフレーバーが揃う(界 長門)
宿泊客以外も利用できる「あけぼのカフェ」。どら焼きは定番のあずきのほか、山口発祥の柑橘類・ゆずきちや季節のフレーバーが揃う(界 長門)

江戸時代にあった「御茶屋屋敷」をイメージした同館は、藩主が休む寝台をイメージした客室やあえて手入れをしすぎない庭など、かつての武家文化を再現した作りに。また、客室やロビー、会席料理に登場する食器など、いたるところに山口県の伝統工芸品である「萩焼」や「萩ガラス」が用いられているのもこだわりのひとつ。

「萩焼」などが使われたご当地朝食(界 長門)
「萩焼」などが使われたご当地朝食(界 長門)

どちらかというとファミリー層やグループ向けの「リゾナーレ下関」に対し、シックで落ち着いた雰囲気が漂う同館。

内風呂としてアルカリ成分が強い「大浴場」があるほか、歩いてすぐの場所には立ち寄り湯「恩湯」もある。はるか昔に武士を癒やしたという温泉でリラックスしつつ、風情溢れる温泉街を散策するのも楽しい。タイプがまったく異なる両施設、山口を満喫したいならオススメだ。

公衆浴場の「恩湯」
立ち寄り湯の「恩湯」
映え抜群な写真を撮れる「紅葉の階段」
映え抜群な写真を撮れる「紅葉の階段」

「界 長門」の宿泊料金は1泊3万2000円~。客室は全40室。アクセスは、JR「新山口駅」から車で約60分、山口宇部空港より車で約70分。

取材・文/つちだ四郎
写真/Lmaga.jp編集部

「リゾナーレ下関」

2025年12月11日(木)開業
住所:山口県下関市あるかぽーと4番1号

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