京都「よーじや」が新たに飲食店オープン、今年60年ぶりロゴマーク刷新で話題に

26分前

代表取締役の國枝昂氏(11月19日 Lmaga.jp撮影)

(写真5枚)

あぶらとり紙でおなじみの肌ケアブランド「よーじやグループ」(本社:京都市下京区)が新たに始める飲食店「26(にーろく)ダイニング」が11月26日、京都にオープンする。今年は60年ぶりにロゴマークを刷新したことが話題となったが、代表取締役の國枝昂氏は「京都に貢献する事業を」と、出店にする思いを明かした。

2025年3月、60年ぶりにロゴマークを刷新した同社。ブランドのまさに「顔」として、1965年に誕生した手鏡に京女性が映り込んだロゴは、「さらに親しみやすく身近な存在になれるよう」との思いが込められ、全身スタイルで現代風なワンピース姿に変化した。

そんな同社が手掛ける新店では、京都府の26市町村より集めた食材を提供し、その生産者さんとの繋がりを重視。刺身やサラダ、せいろ蒸しなど素材を生かしたシンプルなメニューを中心に、日本酒やビールなどのドリンクも多数ラインアップ。「京都の人が京都を誇りに思い、京都に訪れた友人を案内したくなるお店」を目指すという。

「26(にーろく)ダイニング」外観(Lmaga.jp撮影)
「26(にーろく)ダイニング」外観(11月19日 Lmaga.jp撮影)

代表取締役の國枝氏は「今年3月にリブランディングを発表させていただきました。なかなか多くの反響がありましたが、京都のよーじやとの関わりを客観的に考えたうえでの決断です。変わらずに京都に貢献する事業をやらせていただきたい。みんなが喜ぶ京都にするという点を掲げて、よーじやというブランドを身近に、『脱観光依存』を掲げ、イメージを変えていきたい」とコメント。

新たな「よじこ」は、これまでの手鏡から飛び出した全身デザイン(Lmaga.jp撮影)

また、同社では過去に「よーじや」という屋号を出さずに飲食店を十数年経営していたこともあったといい、「せっかくリソースとして持っているノウハウを」と、今回の出店への経緯も明かし、「これまでさまざまな挑戦をしてきましたが、覚悟のある出店です」と意気込んだ。同社は来年度中にも飲食部門以外での、新たな事業展開を考えているという。

「26(にーろく)ダイニング」内観、カウンター席もスタンバイ(11月19日 Lmaga.jp撮影)
「26(にーろく)ダイニング」でいただけるメニュー一例(11月19日 Lmaga.jp撮影)
「26(にーろく)ダイニング」でいただけるメニュー一例(11月19日 Lmaga.jp撮影)

「26(にーろく)ダイニング」は「COCON KARASUMA」地下1階、営業時間は15時〜23時(22時L.O.)。同じ場所で11時〜15時(14時L.O.)は同社が手掛ける「十割蕎麦専門店 10そば」を営業する。

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