万博・住友館チームが再タッグ……京都の国宝で無料イベント開催

3時間前

「大阪・関西万博 住友館」の演出を手掛けた4社が再度タッグを組み、国宝・唐門を幻想的な空間に。『開豊幻夜』by MONTAGE × PRISM × Panasonic × Art Brain Company

(写真5枚)

『大阪・関西万博』で「住友館」などのパビリオンを手掛けたクリエイティブチームが再び集結。京都「豊国神社」(京都市東山区)にて、11月8日、9日にイベント『開豊幻夜- 光と鼓動が呼応する幻想の夜-』が無料で開催されます。

SNSでは「私にとってのパビリオン・ナンバーワン」「万博13回行ったけど一番好き!」と人気が高く、入館困難パビリオンであった「住友館」。演出力が評価されたチームが再びタッグとなれば、期待が膨らみます。

さらには現在、関西で開催中の万博関連イベントは長蛇の列、今回のイベントはロスの人々だけではなく、寺社仏閣などに興味がある人からも注目されることが予想され、人気となりそうです。

■国宝・唐門が幻想的な空間に!?

今回の舞台となる「豊国神社」は、慶重4年(1599年)に創建。豊臣秀吉公を奉斎、境内には北政所おね様を祀る貞照神社も鎮座。神社正面には、伏見城の遺構と伝えられる唐門がそびえており、西本願寺、大徳寺と共に「京の三唐門」と呼ばれ、いずれも国宝に指定されています。

その唐門に、“門出”の象徴として、「開豊」をテーマにした寓話を投影。光・霧・音を用いた演出により、桃山時代から現在、そして未来が交差しているかのような幻想的な空間に。

■万博で注目の「ふしぎな石ころ」が

万博で来場者に音を届けたTOAのスピーカーと、シグネチャーパビリオン「Better Co-Being」で無数の人々の鼓動を受け取ってきた「ふしぎな石ころ”echorb”」をつかった参加型インスタレーション。「鼓動と共鳴の光」by ミライセンス × TOA × Art Brain Bompany
万博で来場者に音を届けたTOAのスピーカーと、シグネチャーパビリオン「Better Co-Being」で無数の人々の鼓動を受け取ってきた「ふしぎな石ころ”echorb”」をつかった参加型インスタレーション。「鼓動と共鳴の光」by ミライセンス × TOA × Art Brain Bompany

さらに、万博のシグネチャーパビリオン「Better CoーBeing」で、案内役として使われていたデバイス「ふしぎな石ころ“echorb”(エコーブ)」を使った参加型企画も。センサーで取得した来場者の鼓動=心拍が石ころに宿り、その鼓動は音と光となって、可視化&可聴化されるというもの。境内に、その瞬間にしか味わえない「いまを生きる」リズムが描かれていく予定です。

重要文化財「豊国祭礼図屏風」をはじめ、秀吉公や桃山文化の関わりある貴重な資料を、宮司さんと共に鑑賞するツアー形式の夜間特別拝観。8日・9日共に17:30、18:30、19:30の3回、各回15名、所要時間は30分程度
重要文化財「豊国祭礼図屏風」をはじめ、秀吉公や桃山文化の関わりある貴重な資料を、宮司さんと共に鑑賞するツアー形式の夜間特別拝観。8日・9日共に17:30、18:30、19:30の3回、各回15名、所要時間は30分程度

このほか、宝物館 夜間特別拝観ツアー(有料・1000円・記念品付)、地元京都の人気店のキッチンカーも登場。11月8日(土)・9日(日)、開演時間は両日共に17時〜21時、入場無料(一部有料プログラムあり)。天候など安全面の都合により内容を変更する場合や、中止とする場合も。最新情報は公式Instagram(@kaihogenya)にて。

「開豊幻夜- 光と鼓動が呼応する幻想の夜-」

日程:11月8日(土)・9日(日)
時間:17:00–21:00
会場:豊国神社 
住所:京都市東山区大和大路正面茶屋町530
料金:無料 ※宝物館 夜間特別拝観は1,000円(記念品付き)

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