海外スタッフ歓喜の着物、パビリオン愛爆発…渾身の「万博ファッション」コレクション

5時間前

ド派手もシックも!ラスト万博でファッションにも気合を入れて楽しむ人たちが多数来場(10月12日13日/大阪・関西万博)

(写真23枚)

◆ あの海外パビリオンに魅せられて…パビリオン愛無限大コーディネート

「サウジアラビア・パビリオン」前で、アラブなグループを発見。白いガンドゥーラ、頭にはトーブとシュマグという本格的中東ファッションで来場した男性とお子さん、そして元パビリオン・スタッフだったお友達。サウジアラビア、ヨルダン、バーレーンなどなど「アラブ・ラブ」な、ホワイトの4人でのリンクコーディネートが素敵です。

(10月13日/大阪・関西万博)
スタッフと間違えられそうな本格コーデのトラップさん(左)は31回来場。万博期間中に、娘さんたちの成長を感じることができ、感動したそう。元スタッフのジャマールさんは、夏に開催の「アラビアの驚異」展が楽しかったと話す(10月13日/大阪・関西万博)

中東の各パビリオンに魅せられた人たちがここにも。「静けさの森」で撮影したのは、アラブ各国のパビリオンに通いまくっているというふたり。ブラックのワンピースに、さりげなくバーレーンのショールや、シュマグといったアラブ要素を取り入れる、おとなな万博ファッション。アラブリンクコーデは、混雑する会場内でも目を引いていた。

(10月13日/大阪・関西万博)
52回来場のyukaさんはUAEパビリオン推し!44回来場のおりんごさんは、ヨルダンパビリオンを挙げつつ、イタリアのオペラも良い思い出と話していた10月13日/大阪・関西万博)

「ヨヤクナシ」ソングなど、楽しい話題で注目を集めた「インドネシア・パビリオン」に魅せられ、一般来場者から、スタッフになってしまった人も!「成功したオタク」とも呼べるリンさん。はじめはパビリオン前のステージで踊っていたそう。その後スタッフになったものの、スタッフが着用するシャツなどの制服は貸与されず…この日も全身自前。スマトラ島の目立つ帽子と服で、元気に来場者の対応などを行っていた。

(10月13日/大阪・関西万博)
インドネシアの面接官とZOOMを使って面接したLin_Konnichiwaさん。インドネシアパビリオンのステージからみるみんなの笑顔が素敵だったと話す(10月13日/大阪・関西万博)

「オランダ・パビリオン」の前で、シュッとしたスーツで、力強いポーズを決めてくれたのは、在大阪オランダ総領事のマークさん。8月の大阪メトロの不通を受け、約3万人の来場者やスタッフが会場内に残された通称「オールナイト万博」では、パビリオンを開放して水やクッキーなどを配り「神対応」と称賛を受けたオランダ。やはりマークさんも、それが一番印象に残った出来事だと言い、「日本でなければ、暴動になってもおかしくなかった。来場者もスタッフも素晴らしかった」と話していた。

(10月13日/大阪・関西万博)
その他にも会場内では「ブルーオーシャンドーム」の水の展示や、「一万人の第九」に感動したと話すマークさん。大屋根リングなど、万博のレガシーについても積極的に考えを発信している(10月13日/大阪・関西万博)

万博内各所では毎日、各国の音楽やダンス、劇などさまざま企画が催され、世界中のアーティストが夢洲を訪れた。閉幕直前11日、12日に「イギリス・パビリオン」でブリティッシュカウンシルが企画したUKエレクトロのショーケースに参加したアーティストのひとり、イギリスのミュージシャン・twst。思い切りのいいパフォーマンスで、パビリオン前にいたオーディエンスを盛り上げ、ライブが終わるとファンに囲まれた。大胆な肌見せファッションと、ファンキーなサングラスで、ライブ中メッセージを掲げていたキッズとともに…。

(10月13日/大阪・関西万博)
今回の万博でのライブが日本ではじめてパフォーマンスだったtwstは、イギリス・ウェールズから。「もっともっと、何度でも日本に来たい」と笑顔で話していた(10月12日/大阪・関西万博)

こちらも、同じく「イギリス・パビリオン」でパフォーマンスを行ったミュージシャンのMISO EXTRA(ミソ・エクストラ)。イギリスと日本にルーツをもち、香港生まれ京都にも住んでいたことが。現在英国拠点に活動する彼女の気合の入った日本初ライブは、サッカー日本代表ユニフォームをボディに、独創的でカラフルな刺繍が全面に施された衣装で登場。この炎のマークは90年代のデザインだろうか?彼女の友人でもあるNICOLE CHUさんが手掛けた一点もので、ワッペンや襟の「MISO EXTRA」文字など細部にも愛を感じる

11日のライブではガッツリ14曲を披露。英語と日本語がまじりあったリリックも楽しい楽曲で、万博の夜を盛り上げたMISO EXTRA。「はじめはとても緊張したけど、とても楽しいライブになった」と振り返る(10月11日/大阪・関西万博)
11日のライブではガッツリ14曲を披露。英語と日本語がまじりあったリリックも楽しい楽曲で、万博の夜を盛り上げたMISO EXTRA。「はじめはとても緊張したけど、とても楽しいライブになった」と振り返る(10月11日/大阪・関西万博)

(次のページは…)◆ 大好きな「ぬい」と一緒に!コーディネート、ほか

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