梅田から1駅…古くて新しい長屋の魅力マルシェで発信、3日間で62店舗

9時間前

過去開催の様子(撮影:Kay Imaide)

(写真4枚)

各線「梅田駅」からわずか一駅、「中津駅」すぐの複合長屋「キタの北ナガヤ」(大阪市北区)で、料理、パティシエ、ソムリエ、職人、作家、アーティストなどが集まるマルシェイベント「2025秋の露地庭市」が11月1日から開催される。

当日は、焼き菓子やパン、おにぎり、アジアンフードなど充実したフードやドリンクのほかに、アクセサリーや雑貨、マッサージなど、バラエティーに富んだ出店があり、3日間60組以上が登場する。

過去開催の様子(撮影:Kay Imaide)
過去開催の様子(撮影:Kay Imaide)

開催場所となる「キタの北ナガヤ」は、「しかたがない解体」から「仕方はある再生」へをテーマに、建物のハードとソフトの両面から、古い建物の再生と再生後の管理運営を提案、実行する「Batonship」代表の小野達哉さんが2018年から大阪・中津エリアで主導するプロジェクト。事務所や店舗、宿泊施設からなる。

過去開催の様子(撮影:Kay Imaide)
過去開催の様子(撮影:Kay Imaide)

◆ 「異国のバザールを巡るように、ナガヤをぐるぐるとまわって…」

同所でのイベント開催は、12回目。この春開催した際には、路地状の露地庭を含めた「キタの北ナガヤ」が多くの人で賑わい、今や恒例の人気イベントとなっている。

「ナガヤとご縁をいただいている皆様をもっと多くの方に知ってもらいたいという想いで、年に2回イベントを開催しております。『露地庭市』を通じてキタの北ナガヤのような、古い建物を直して次世代に受け継いでいくのってイイなぁと、そういう価値観がじんわりとでも広まっていけば。普段はおとなしめのナガヤが美味しいモノと楽しいコトで盛り沢山、3日間お祭り騒ぎになります。異国のバザールを巡るように、ナガヤをぐるぐるぐるぐるとまわって、楽しんでください」と小野さん。

この秋の開催の注目について聞いてみると「新しい出店者様も登場します。天神橋筋六丁目に10月にオープンしたばかりの本格ビストロの『Lambda』さん。また、京都に2026年1月に新たにお店をオープン予定のラオス料理の『小松亭タマサート』さんの予約制お食事会も。また、ナガヤの中のレンタルスペースの一つの『露地庭SALON』の店主の一人の、ハワイのマッサージ「ロミロミ」の、『nanairo』さんのもみほぐし体験も初です」とのこと。

過去開催の様子(撮影:Kay Imaide)
過去開催の様子(撮影:Kay Imaide)

「2025秋の露地庭市」は11月1日、2日、3日、11:00-16:00で開催。場所は「キタの北ナガヤ」「キタナガ annexHIIRAGI」。入場は無料。雨天決行。ただし豪雨など荒天の場合は路地庭物販コーナーを中止し、屋内の露地庭SALON、Shiten、キタナガKITCHEN、HIIRAGI、固定テナントのみとなる(キタの北ナガヤ公式サイトとInstagramで発表予定)。各日程の出店者詳細は公式Instagramで確認を。




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