ひらパーに「カオスな空間」誕生…５０００匹の水生生物が一堂に集う

10時間前

「プラネットアクア・ポート~UNDER WATER SPACE~」より（Lmaga.jp撮影）

(写真18枚)

大阪の遊園地「ひらかたパーク」（通称：ひらパー、大阪府枚方市）に１０月２５日、没入型のアクアリウムが誕生。宇宙を模した暗闇空間に多数の魚…と思いきや一変、貝殻に包まれたメルヘンな空間、その後にはカラフルな流木とともに仏像が登場…一言でいうと「カオスな空間」となっている。

俳優・岡田准一が「超ひらパー兄さん」として盛り上げる同パーク。自身が主演を務める「Ｎｅｔｆｌｉｘ」の新作シリーズ『イクサガミ』のパロディーポスターが先日公開され、「アカマキガミアオマキガミ…」とタイトルを早口言葉に言い換えているほか、「Ｎｅｔｆｌｉｘ」ならぬ「ネット販売ッス」と、チケットの事前購入をおすすめしていたが、今回の新施設も「独占配信スタート」にかけて「事前購入スムーズ」と宣伝していた。

「Netflixシリーズ「イクサガミ」×「ひらかたパーク」世界独占配信記念コラボレーションポスター」

そんな新施設のテーマは「宇宙を旅するアクアリウム」。来場者は宇宙船の乗客となり、約１０００平方メートルの館内で展開される全１０エリアを巡り、音楽やデジタル技術が生み出す空間に、約２００種類、５０００匹を超える水生生物が展示されている。

「プラネットアクア・ポート~UNDER WATER SPACE~」より（Lmaga.jp撮影） — 「プラネットアクア・ポート~UNDER WATER SPACE~」より、奥には宇宙人が…（Lmaga.jp撮影）

入口では、カウンター両サイドにある水槽にいるカエルアンコウがお出迎え。水生生物それぞれの説明はなく（今後はタブレットでの対応も検討中）、アートとして空間を楽しめるようになっている。

４つ目のエリア「スペースマーメイド」には、球体の水槽それぞれに、同パーク押しの「ウーパールーパー」が。新グッズとしても「ウーパールーパー」を採用しており、広報の赤土実優さんは「マーメイドゾーンに力を入れているのもあって、人魚というテーマにあわせるため、ウーパールーパーもピンクに色味が近いアルビノをいれています」と話す。

同施設は「奈良金魚ミュージアム」など魚に関するエンターテインメント事業を展開する宮澤雅教氏率いる「ＵＷＳＥＮＴＥＲＴＡＩＮＭＥＮＴ」がプロデュース。奇抜で毒々しい空間を得意とし、７つ目のエリア「アンダーウォータースペースルミナス」ではその世界観を存分に発揮。カラフルな流木にガラス細工、仏像などを掛け合わせた、まさに「カオスな空間」になっている。

「プラネットアクア・ポート～ＵＮＤＥＲＷＡＴＥＲＳＰＡＣＥ～」は１０月２５日、園内「ノームショップ」横（メインゲートから入園してすぐ左のトンネル内）にオープン。料金は７００円（２歳以上有料、フリーパス利用可能、別途ひらかたパーク入園料が必要）。

プラネットアクア・ポート