「万博閉幕」は新たな旅立ち…ファイナルイベントで来場者大歓声

3時間前

大人気ミャクミャク、イコちゃん、にゃんばろうが共演、鏡割り(10月13日 大阪・関西万博)

(写真9枚)

184日の会期を終え、『大阪・関西万博』が10月13日に閉幕した。ファイナルイベントとして、「JR 西日本グループ presents ありがとうと旅立ちの祭典~Thank you for all...~」の第一部が13時からスタート。会場のEXPOアリーナ「Matsuri」は、最後のイベントを楽しもうと集まった観客らで盛り上がった。

イベントの第1部は、サッカー元日本代表・中田英寿おすすめの酒蔵6カ所を紹介する「CRAFT SAKE DAY 2025 in OSAKA」からスタート。「美味しくて人気がある酒蔵を中心に選んだ」と、理由を話し、こだわりの6つの日本酒の蔵をトークセッションで紹介した。

ミャクミャクとアンミカ(10月13日 大阪・関西万博)
ミャクミャクとアンミカ(10月13日 大阪・関西万博)

場内の「ふるまい酒」コーナーでは、来場者プレゼントの酒器に、自身で選んだ日本酒を入れてもらう試飲ブースも。多くの人が列をつくり、全国から選抜された各酒造メーカーの貴重な限定日本酒を楽しんだ。中田おすすめの日本酒をステージで味見したアンミカは、「五味が全部入っていて、奥深さがあって、すごくおいしい!」とコメント。

中田がセレクトした酒、アンミカもエンジョイ(10月13日 大阪・関西万博)
中田がセレクトした酒、アンミカもエンジョイ(10月13日 大阪・関西万博)

また、これまで万博会場で公演し、特に好評を得た「まつり」が再演され、再び会場を盛り上げた。迫力いっぱいの「御陣乗太鼓」や「浜田市石見神楽」が実演。「徳島阿波おどり」と「ひろしま安芸高田神楽」が一緒に舞台に立つ珍しい共演も。迫力のある「岸和田だんじり祭」の引き回しも披露され、その迫力に会場がどよめいていた。

阿波踊りと神楽の共演(10月13日 大阪・関西万博)
阿波踊りと神楽の共演(10月13日 大阪・関西万博)
神楽の迫力がすごい
神楽の迫力がすごい(10月13日 大阪・関西万博)

続いて、ミャャクミャクを先頭に、158の国・地域、7国際機関、日本、博覧会国際事務局(BIE)の167本のフラッグがステージに続々と入場。そのまま会場であるMatsuriを出て、万博会場をパレード。多くの人が一目見ようと、危険なほどに人がパレードコースに集まっていた。

これだけ多いと迫力がすごい(10月13日 大阪・関西万博)

さらに第2部はコブクロ、CANDY TUNE、西川貴教、平原綾香、アバンギャルディが登場する「EXPO Thanks LIVE」を展開。ラストはオフィシャルテーマソング『この地球(ほし)の続きを』で、会場内がひとつになった。

出演者だけでなく、パビリオンディレクターも参加(10月13日 大阪・関西万博)

第3部の会期中の様子を映像で振り返る「旅立ち」のコーナーでは、ピアニストのハラミちゃんが『いい日旅だち』や『上を向いて歩こう』でステージを盛り上げた。イベント退場時には、来場者に万博閉幕の「号外」が配布されるサプライズも。

こうして184日に及んだ『大阪・関西万博』が、ついに閉幕。来場者もスタッフも名残惜しそうに最後の夜を過ごしていた。

取材・文・写真/太田浩子

豪華な花火も鑑賞可能(10月13日 大阪・関西万博)
豪華な花火も…(10月13日 大阪・関西万博)
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