初日から行列!京都・人気菓子店で「生クリーム」の限定スイーツ

7時間前

「マールブランシュ 大丸京都店」でのみ販売される生クリームの新作スイーツ

(写真11枚)

洋菓子ブランド「マールブランシュ 大丸京都店」が10月1日にリニューアルオープン。同店では生クリームに特化、2つの新作スイーツが登場する。

■ 目指すは「日常のおやつ」、クリームたっぷりケーキ登場

1982年に京都・北山にて創業した同店は、ショートケーキをはじめ、モンブランやクッキーなど、多彩な洋菓子を展開してきた人気店だ。そんな同店が「大丸京都店」で「生クリーム」に注力した理由は、これまでお客から「生クリームがおいしい」「今までは嫌いだったけど、ここの生クリームのおかげで食べられるようになった」などの好評の声があったからだと言う。

「マールブランシュ 大丸京都店」の改装後の内装。面積も拡大、店カウンターの赤い看板はショートケーキ上の苺をイメージ
「マールブランシュ 大丸京都店」の改装後の内装。面積も拡大、店カウンターの赤い看板はショートケーキ上の苺をイメージ

今回新たに登場するのは「ふんわり生クリームシフォンサンド」(1個291円)と「苺のショートケーキ」(1個712円)の2つ。原材料高騰により、洋生菓子は価格上昇を余儀なくされ、「ケーキは特別な日に楽しむもの」となり、日常のおやつから遠ざかりつつある昨今。こうした状況だからこそ、と同店の担当者は「嗜好品であるおやつが切り捨てられていくなか、日常で気軽に楽しめる…生クリームを軸にした普段のおやつを販売したい」と新商品を半年間かけて開発したとか。

ふんわり生クリームシフォンサンドは、持つと生地もクリームもふわふわな感触
ふんわり生クリームシフォンサンドは、持つと生地もクリームもふわふわな感触

元々、フルーツ入りのシフォンサンドは「大丸京都店」にはあったが、今回は生クリームだけを生地で挟む。使用する生クリームは北海道産の生乳をブレンドすることで、クリーミーさと乳みを感じるミルキーな味わいになっている。そして、シフォンケーキのスポンジも「生クリームの溶けるスピードに合う生地になるよう意識しました」とスイーツの開発を担当するグランシェフの齋藤浩一さん。ひと口食べると、ミルキーな生クリームとふわしゅわな生地との相性が抜群で、口の中で溶けるようななめらかさだ。

「マールブランシュ」のスイーツ開発を担当するグランシェフの齋藤浩一さん
「マールブランシュ」のスイーツ開発を担当するグランシェフの齋藤浩一さん

また、同店限定のショートケーキにも同じ生クリームを使用。こちらのスポンジ生地には、はちみつを入れることで生地自体のしっかりした味わいも楽しめるようになっている。さらに両商品、店内で作るためフレッシュ&できたてなケーキを持ち帰れるのもうれしい。同店では、初日の開店時間から新作を求めて行列ができた。

「マールブランシュ 大丸京都店」でのみ販売される苺のショートケーキ(1個712円)
「マールブランシュ 大丸京都店」でのみ販売される苺のショートケーキ(1個712円)

齋藤さんは「百貨店でケーキを買うとどうしても値段が高くなることが多いけれど、シフォンサンドの値段を200円台にすることで子どもの日常のおやつや、ちょっとした手土産にも使ってもらえたら」とコメント。

同店の2つの商品が購入できるのは「大丸京都店」限定。「ふんわり生クリームシフォンサンド」は現在1品5個までの購入可。営業は10時〜20時。定休日は施設に準ずる。ほか詳細は公式サイトにて。

「マールブランシュ 大丸京都店」にはリニューアルオープン初日から行列が
「マールブランシュ 大丸京都店」にはリニューアルオープン初日から行列が
「マールブランシュ 大丸京都店」のショーケースにはケーキがずらり
「マールブランシュ 大丸京都店」のショーケースにはケーキがずらり

取材・文・写真/Lmaga.jp編集部

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