もう困難!?万博に今から入る方法は…まもなく閉幕&ついに新規チケット販売終了

2時間前

9月30日 朝8時50分頃の万博会場。未使用券→当日券の引き換えを求めて多くの人が並ぶ(Lmaga.jp撮影)

(写真3枚)

閉幕まで2週間を切り、累計来場者数は2500万人を突破した『大阪・関西万博』(会場:夢洲)。博覧会協会・髙科副事務総長は9月30日、定例会見をおこない、入場方法の新たな一手として「西ゲートの有効活用」という点を挙げた。

開幕時から博覧会協会は「できるだけ早期の予約、来場を」と呼びかけていたものの、閉幕に近づくにつれ、予約が取りづらく未使用券が多発する状況に。入場が困難になった状況下、チケットの高額転売も相次いだことから、未使用チケットを東ゲートにて「当日券」に交換できる対策を9月27日よりスタートさせた。

そんななか9月30日をもって、公式サイトでのチケットの販売を終了。新規チケットの購入ができなくなった。元々このスケジュールは決まっておらず、髙科副事務総長によると「多くの方が来場予約されていて、閉幕までギリギリに近い予約がはいっているなか、どのタイミングで(チケット販売終了にするのか)と状況をみながら決めた」とのこと。

博覧会協会・髙科副事務総長(9月30日・Lmaga.jp撮影)
博覧会協会・髙科副事務総長(9月30日・Lmaga.jp撮影)

新規チケットの販売終了に伴い、今後万博に入場するには「未使用券を当日券に交換する」「通期パスをもっている前提で東・西ゲートでの新規ネット予約を試みる」、この2つの方法のみとなった。

■ 未使用券→当日券に交換は「東ゲートで対面」のみ

9月30日 朝8時50分頃の万博会場。未使用券→当日券の引き換えを求めて多くの人が並ぶ(Lmaga.jp撮影)
9月30日 朝8時50分頃の万博会場。未使用券→当日券の引き換えを求めて多くの人が並ぶ(Lmaga.jp撮影)

東ゲートでの「未使用券を当日券に交換」は数百枚としており、無くなり次第終了。対面での交換が必須だ。10月12日まで、当日12時以降に入場できるチケット(当日券)への交換を実施している。交換対象は、未利用の一日券・平日券・特別割引券・夜間券。企業などで配布された「招待券」も対象に。

この当日券を求め、徹夜また早朝から待つという行為が多発していることについて髙科副事務総長は「早朝などの警備員の配置はなかなか難しく、お控えいただきたい」と改めて呼びかけ、当日券の引き換えは「連日早朝になくなる状況」 とした。

交換期間は10月12日まで。12時以降に入場できるチケットは11時から、16時以降に入場できるチケットは15時45分から交換開始予定。待機列の状況等によって交換開始時間は変更となる可能性がある。なお、バスやタクシーで西ゲートに到着しても東ゲートへの移動は不可。また、閉幕日の10月13日は、未使用チケットの当日券との交換は実施されない。

■ 通期パスを所持→東・西ゲートでの新規ネット予約

通期パスをもっている前提で、アプリなどネットでの来場新規予約も残り少ない一つの手となる。現在は「2日前の西ゲートの来場予約枠」を開放している(博覧会協会によると当日券よりも多く枠をとり、数にして5000〜9000とのこと)。

SNSをみるとネットでの新規来場予約の可能性は限りなく低いが、キャンセル等により空きが出る場合があるため、公式チケットサイトにて最新の状況を確認するようアナウンスされている。

髙科副事務総長は、「できるだけ多くの方に入っていただきたいという気持ち、また来場者の方々が満足していただけるというギリギリのラインを見極めて運用させていただいている。現段階で、予約枠を大きく増やすということは難しいと考えている」と改めて示した。

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