万博「未使用チケット」に救済措置! 無料の「招待券」も対象

3時間前

『大阪・関西万博』東ゲート前のミャクミャク像(写真:Lmaga.jp)

(写真4枚)

『大阪・関西万博』(会場:夢洲)は25日、未使用チケットを「当日券」に交換できる対策を発表。「予約ができない…」と争奪戦になっている日時予約をせずに、入場することが可能となる。

『大阪・関西万博』東ゲートの様子。入場待機で連日行列に(Lmaga.jp撮影)
『大阪・関西万博』東ゲートの様子。入場待機で連日行列に(Lmaga.jp撮影)

購入済みの一日券などのチケットが来場日時予約できずに未使用となっている人を対象に、9月27日から10月12日まで、東ゲート前のチケット引換所にて、当日12時以降に入場できるチケット(当日券)への交換を実施する。

交換できるチケットの枚数は一日あたり数百枚程度となり、なくなり次第終了。なお、当日券に交換できなかった場合でも、未使用のチケットの払戻しは行われない。

交換対象は、未利用の一日券・平日券・特別割引券・夜間券。企業などで配布された「招待券」も対象となる。

交換期間は、9月27日〜10月12日。12時以降に入場できるチケットは11時から、16時以降に入場できるチケットは15時45分から交換開始予定。待機列の状況等によって交換開始時間は変更となる可能性あり。

なお、バスやタクシーで西ゲートに到着しても東ゲートへの移動は不可。また、閉幕日の10月13日は、未使用チケットの当日券との交換は実施されないのでご注意を。

■「未使用チケット」は130万枚以上…

『大阪・関西万博』9月25日、15時前の様子(Lmaga.jp撮影)
『大阪・関西万博』9月25日、15時前の様子(Lmaga.jp撮影)

博覧会協会は、累計チケット販売数が19日時点で2186万枚だったと発表。それに対し、一般来場者数は2053万人(20日時点)だったため、差し引くと130万枚超が使われていない計算になる。

博覧会協会・髙科副事務総長は9月22日の定例会見で「予約枠の拡大が難しいというなかで、我々としても楽しんでもらいたい。一方で来場された方の安全、このバランスをもって対応していきたい。現時点でギリギリのレベルまで来ている状況。大幅な予約枠の拡大は難しい」とコメント。

チケットの払い戻しはおこなわないという見解を、改めて示していた。そんななか、これまでおこなっていた当日券販売を26日から中止することで実現した対応となる。

ネットでは、「今まで未使用のままにしておいた側に問題があると思うのですが」「ここまで未使用だった人の多くは、会社から無料支給された分をほったらかしてたんじゃないの?」との声が上がっていた。

『大阪・関西万博』西ゲートにて当日券の行列(9月25日・14時50分頃/Lmaga.jp)
『大阪・関西万博』西ゲートにて当日券の行列(9月25日・14時50分頃/Lmaga.jp)
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