万博がチケット販売終了を発表…「当日券」26日で最後に 

3時間前

『大阪・関西万博』西ゲートにて当日券の行列(9月25日・14時50分頃/Lmaga.jp)

(写真5枚)

『大阪・関西万博』は、公式サイトでのチケット販売を9月30日で終了すると発表。また、会場で購入できる「当日券」の販売は26日で終了することが決まった。

最終日の10月13日が近づき「かけこみ万博」が白熱。空き枠が出たときのみ、公式チケットサイトで購入できたが、9月30日で終了することとなった。

公式サイトで「満員」表示が話題となってから、チケットを持っていても入場ゲートの日時予約は連日空き枠なしの状況で入場が困難に。そのため、会場入り口付近では連日、来場予約不要の「当日券」を求める客が早朝から行列をつくる異常事態に。

9月25日、東ゲートに比べ当日券が購入しやすいと言われている西ゲートでは、「夜間券」を求め15時前の時点ですでに100人程が行列。

販売開始予定の15時45分よりも40分前倒しし、15時5分より販売がスタート。現場では、無事当日券を手に入れてハイタッチする人の姿も見られた。

12時以降に入場できる当日券は連日早々に完売している
12時以降に入場できる当日券は連日早々に完売している

■本来の当日券の狙いとは……

「当日券」は本来、ネット操作が苦手な人向けに開幕時から導入されているのだが、ネットでおこなう入場ゲートの日時予約が取りにくくなっていることから当日券に注目が殺到。

「本来はスマホが使えない高齢者への措置」との声があったように、年配層に向けて販売されていたものだった。そのために、笑顔で来場した年配女性が購入できずに帰ったというSNSでの目撃談も。そんな「当日券」も26日で終了する。

■チケットはあるのに、予約できていない人は?

『大阪・関西万博』東ゲート付近の当日券の待機列(14時/Lmaga.jp撮影)
『大阪・関西万博』東ゲート付近の当日券の待機列(14時/Lmaga.jp撮影)

購入済みの一日券などのチケットが来場日時予約できずに未利用となっている人を対象に、9月27日から10月12日まで、東ゲート前のチケット引換所にて、当日12時以降に入場できるチケット(当日券)への交換を実施する。

交換できるチケットの枚数は一日あたり数百枚程度となり、なくなり次第終了。なお、当日券に交換できなかった場合でも、未利用のチケットの払戻しは行われない。

交換対象は、未利用の一日券・平日券・特別割引券・夜間券。交換期間は、9月27日〜10月12日。12時以降に入場できるチケットは11時から、16時以降に入場できるチケットは15時45分から交換開始予定。待機列の状況等によって交換開始時間は変更となる可能性あり。

なお、閉幕日の10月13日は、未利用チケットの当日券との交換は実施されないのでご注意を。

  • LINE

関連記事関連記事

あなたにオススメあなたにオススメ

コラボPR

合わせて読みたい合わせて読みたい

人気記事ランキング人気記事ランキング

写真ランキング

関連記事関連記事

コラム

ピックアップ

エルマガジン社の本