京都で「ハローキティ展」開幕、誕生50年…なぜここまで愛される?

2時間前

「Hello Kitty展 —わたしが変わるとキティも変わる—」展示風景

(写真16枚)

全国巡回中の展覧会『Hello Kitty展 —わたしが変わるとキティも変わる—』が9月25日より、京都で開幕した。圧倒される数の展示物に加え、フォトスポットも多数用意された「心躍る」体験型展示となっている。

1974年に誕生し、2024年でデビューから半世紀を迎え、今や世界で知られる存在となった「ハローキティ」。同展を監修した高桑秀樹氏は、「ハローキティは、商品のデザインとしてデビューした『グッズ出身』のキャラクター。漫画やアニメなどの世界観やストーリーが背景にないため、時代によって積極的に流行を取り入れ、デザインを変化させ、人々に寄り添ってきました」と、長年愛される理由について語る。

「Hello Kitty展 —わたしが変わるとキティも変わる—」展示風景
「Hello Kitty展 —わたしが変わるとキティも変わる—」展示風景
「Hello Kitty展 —わたしが変わるとキティも変わる—」展示風景
「Hello Kitty展 —わたしが変わるとキティも変わる—」展示風景

同展では、キティの歴史を紐解きながら、日本独自のキャラクター文化への理解を深める内容に。これまで発売されたグッズ、ファッションカルチャーとの関係性、デザインに隠された秘密…といったさまざまな切り口で、6つのコーナーに分けて解説する。どれも解説は多くなく、会場全体がフォトスポットのような空間になっているのが特徴だ(一部動画コーナーは撮影禁止)。

「Hello Kitty展 —わたしが変わるとキティも変わる—」展示風景
「Hello Kitty展 —わたしが変わるとキティも変わる—」展示風景
「Hello Kitty展 —わたしが変わるとキティも変わる—」展示風景
「Hello Kitty展 —わたしが変わるとキティも変わる—」展示風景

過去のグッズ展示では、キティがサンリオでトップ人気となったキッカケの商品をはじめ、「サンリオショップ」に訪日客が増えたことから富士山をモチーフにしたキティが誕生したこと、新鮮なブルーカラーが話題を呼び1990年代後半に発売された「エンジェルキティ」、このブルーの人気から和柄キティも増加した…などの小ネタ情報も知ることができる。

「Hello Kitty展 —わたしが変わるとキティも変わる—」展示風景
「Hello Kitty展 —わたしが変わるとキティも変わる—」展示風景
「Hello Kitty展 —わたしが変わるとキティも変わる—」展示風景
「Hello Kitty展 —わたしが変わるとキティも変わる—」展示風景

そのほか、「キティに口が描かれていない理由」などデザインに隠された秘密に迫る展示、貴重なこれまでのコラボグッズ、ご当地キティが集結したコーナーなども。また展示終盤の、過去を彩ってきたグッズを使った大型のフォトスポットは圧巻だ。

「Hello Kitty展 —わたしが変わるとキティも変わる—」展示風景
「Hello Kitty展 —わたしが変わるとキティも変わる—」展示風景
「Hello Kitty展 —わたしが変わるとキティも変わる—」展示風景
「Hello Kitty展 —わたしが変わるとキティも変わる—」展示風景

『Hello Kitty展 —わたしが変わるとキティも変わる—』は「京都市京セラ美術館 新館 東山キューブ」にて、2025年9月25日〜12月7日までの開催予定(月曜休館)。チケットは一般当日2000円ほか、予約優先制。詳細は公式サイトにて。

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