佐々木蔵之介、京都に着物姿で登場…京都競馬場100周年「すごく幸せな時間」

2時間前

着物姿で登場した佐々木蔵之介(9月21日・京都市内)

(写真4枚)

「京都競馬場開設100周年セレモニー」が9月20日、「東本願寺前・お東さん広場」(京都市下京区)で開催され、100周年アンバサダーに就任した俳優・佐々木蔵之介が登場。着物姿で馬車に乗って登場し、競馬にまつわるトークを展開した。

1925年12月5日に、現在地に開場した「JRA京都競馬場」(京都市伏見区)。「天皇賞」「エリザベス女王杯」などの数多くのレースが開催され、名勝負が繰り広げられた。特に2005年の「第66回菊花賞」は、伝説の名馬・ディープインパクトが無敗の三冠を達成した、競馬史に残るレースとなっている。

着物姿で登場した佐々木蔵之介(9月21日・京都市内)
着物姿で登場した佐々木蔵之介(9月21日・京都市内)

佐々木は舞妓さんを先導にした、クラシックな馬車で会場に登場。あまりの厳粛な雰囲気に「こんな立派な馬車に乗せていただいて、お前は何様や?と思いました」と恐縮のコメント。佐々木はJRA年間プロモーションキャラクターとして、2023年のグランドオープンで初めて京都競馬場に足を踏み入れ、それ以来何度も訪れているという。

JRAマスコット「ターフィー」と笑顔を見せる佐々木蔵之介
JRAマスコット「ターフィー」と笑顔を見せる佐々木蔵之介(9月21日・京都市内)

「馬券を買うときは、一応複勝を押さえます。三連単(1~3着を順番通りに当てる)も行ってみたいんですけど…」と明かす佐々木。仕事で馬主や生産者などに取材する機会が多くなるにつれて、購入にますます悩むようになったそう。「知り合いが増えると『この方も応援したいし、この方のコメントもあるし…』と、いつも困るんです(笑)。でもそんなことを考えるのが、すごく幸せな時間なんだなあと思います」と前向きに語った。

甲田啓京都競馬場場長が「実は競馬場は、家族連れでも楽しめる施設。次の100年に向けて、京都の観光名所と言われるところを目指したい」と希望を語ると、佐々木は「京都では(創業)100年は鼻垂れと言われます(笑)。100年と言わず、もう200年も考えて、みんなに愛される競馬場になったらいいなと思います」とエールを。

左から細江純子、佐々木蔵之介、甲田啓京都競馬場場長、ターフィー(9月21日・京都市内)

さらに「公式はもちろん、草の根でも友達に『競馬場に行こう』という風にがんばっていきたい。皆さんもぜひ、馬を楽しんでください」と、来場者たちに呼びかけた。

京都競馬場が今後、100周年を記念して展開する「センテニアル・パーク京都競馬場100祭」では、大阪・梅田に巨大ブーケの撮影スポットが設置されたり、コース上でのドローンショーが行われる予定。10月19日の「秋華賞」では、佐々木がプレゼンターとして登場し、レース後にはトークショーも開催する。

取材・文・写真/吉永美和子

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