南海難波駅2階のリニューアル工事が完了、9月27日から利用開始

2時間前

難波駅2階中央改札口改札内コンコースリニューアル後のイメージ(提供:竹中工務店)

(写真1枚)

関西の私鉄「南海電気鉄道」(代表:岡嶋信行)は、2024年10月から進めていた「難波駅」(大阪市中央区)の2階中央改札口改札内コンコースのリニューアル工事を完了。2025年9月27日始発列車より新たな空間として供用を開始する。

今回のリニューアルでは、既存の化粧レンガや床タイルを撤去し、新たに白を基調とした内装と曲線を活かしたデザインの柱により、明るい空間を創出。加えて、客の動線に沿って柱や天井にライン状の照明を取り入れることで、自然に客の動きを誘導する設計となっている。

また、南海本線側エリア(西側)は、難波と関西空港を結ぶ特急「ラピート」のホームにもつながっており、これまでは大きな手荷物を持つ客が一度に改札口に向かうことで、改札口周辺での混雑が課題となっていた。そこで、コンコースの壁際に椅子や大型マップ等を設置。改札前に滞留しがちだった客を壁際に誘導することで、改札口周辺の混雑緩和を図る。

さらに、今回のリニューアルに合わせて、同コンコースの案内サインを視認性や誘導機能に配慮した新デザインへと全面的に刷新。この案内サインは今後、各駅へも展開していくという。

南海電鉄は、「難波駅はなんばエリアの街づくり方針であるグレーターなんばビジョンの最重要拠点でもあります。今回のリニューアルにより、難波駅のメインエントランスの1つである2階中央改札口は、『人を惹きつけ続ける次代のなんば』に相応しい正面玄関となり、なんばエリア全体の魅力向上と都市回遊性を高めます」と期待を込める。

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