令和でも強かった! 吉本新喜劇総選挙、ぶっちぎり1位に山田花子 アキは殿堂入り

3時間前

第4回目の吉本新喜劇総選挙の1位となった山田花子(9月5日・なんばグランド花月)

(写真4枚)

毎年恒例となりつつある「吉本新喜劇座員総選挙」の結果発表イベントが9月5日、「なんばグランド花月(通称:NGK)」(大阪市中央区)にて開催された。110万票を超える過去最大の投票数となった今年、座員の山田花子が11万票以上を獲得し、見事1位に輝いた。

■ 3連覇のアキは殿堂入り、次のトップに注目

総選挙の模様(9月5日・なんばグランド花月)
総選挙の模様(9月5日・なんばグランド花月)

間寛平GM(ゼネラルマネージャー)の発案でスタートし、今回で4回目を迎える同イベント。今年は第1回から3連覇を果たしたアキが殿堂入りしたことで、1位の座が予想できない波乱の幕開けとなった。

今年は投票方式が吉本興業の公式LINEを用いたものになりより投票しやすくなったためか、総投票数は昨年のおよそ2倍となる約110万票に。笑いの殿堂・NGKで大勢の新喜劇ファンが見守るなか、次々とトップ25の順位が発表された。

寛平GM(8位)や小寺真理(7位)、酒井藍(4位)といった例年上位に食い込むメンバーが順当に10位圏内に入るなか、座長・すっちーは3位に。昨年2位ということで1位候補と目されていた人気座長の意外な順位に、会場は大荒れ。そんな番狂わせのあと、2位として名前を呼ばれたのはレジェンド座員として新喜劇きっての人気を博す島田珠代。

総選挙の模様(9月5日・なんばグランド花月)
総選挙の模様(9月5日・なんばグランド花月)

人気座員たちを抑え、見事1位に輝いたのは山田花子だ。2位と4万票近い大差をつけ、11万2602票という驚異の票数を叩き出し1位に輝いた花子は、客席からガッツポーズ。ステージに上がってからは「まさか座長を差し置いて…」と本人も信じられない様子を見せていた。

■ 「褒められたことがあまりないので」(花子)

3連覇し、殿堂入りとなったアキは花子を称えた(9月5日・なんばグランド花月)
3連覇し、殿堂入りとなったアキは花子を称えた(9月5日・なんばグランド花月)

イベント後におこなわれた囲み取材では、殿堂入りのアキが次代の王者・花子に対し「子育てや家事で頑張っている姿を何度も見てるので、本当に感動しました。子育てしながらSNSでもちゃんと活動して、すごいがんばらはったなって。素敵な1位やと思います」と熱くコメント。

その言葉を受け、花子は「褒められたことがあまりないので…。もうちょっとボケて欲しかったです。真面目やなあ」とボケて、記者陣を笑わせた。

今回の総選挙でトップ25となった座員とイベント当日に実施されたじゃんけん大会を勝ち抜いた5名、そして殿堂入りのアキは10月31日に「なんばグランド花月」にて開催される『吉本新喜劇まつり2025』に出演する。

取材・文/つちだ四郎

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