JR西日本が「寿司のゴールデンルート」構想、海外プロモーションも積極的に

2時間前

JR西日本の執行役員 金沢支社長・石原利信氏(8月26日・大阪市内、Lmaga.jp撮影)

(写真4枚)

富山県と北九州市、そしてJR西日本による「すし連携協定集結イベント」が8月26日、商業施設「KITTE大阪」内にておこなわれ、2地域のこだわりの寿司がふるまわれた。

SNSを通じて今年6月、北九州市長・武内和久氏と富山県知事・新田八朗氏による「すし会談」が実現。その際の「寿司のゴールデンルートをつくれないか」という発案から、両都市を繋ぐJR西日本とともに、大阪で「大阪夏の陣」と題した関連イベントが開催された。

「すし連携協定集結イベント」の様子(8月26日・大阪市内、Lmaga.jp撮影)

イベントでは両地域の寿司食べ比べ試食会(事前申し込み・抽選制)をはじめ、両首長によるトークバトル、旅行チケットが当たる巨大ガチャなどが設置され、多くの人で賑わった。

同日には武内市長、新田知事が来阪。武内市長は「3つの海に囲まれて、良質な魚がいる恵まれた環境なんです。身が詰まった魚が楽しめます」と北九州市の魅力をアピール。

続けて新田知事は「富山湾には500種の魚介がいると言われています」とプレゼンし、県として寿司職人養成校の設立支援など、寿司県・富山県として現在の取り組みを明かした。大阪の万博会場で先日おこなわれたイベント『寿司といえば、富山』には3日間で5万人が来場し、盛況だったという。

イベントでは富山と北九州の寿司がふるまわれた(8月26日・大阪市内、Lmaga.jp撮影)
イベントでは富山と北九州の寿司がふるまわれた。左が富山県の紅ズワイガニ・甘エビの昆布締め、右が北九州市の真サバの胡麻タレ・ヒラメの柚子おろし乗せ(8月26日・大阪市内、Lmaga.jp撮影)
イベントでは富山と北九州の寿司がふるまわれた(8月26日・大阪市内、Lmaga.jp撮影)
イベントでは富山と北九州の寿司がふるまわれた(8月26日・大阪市内、Lmaga.jp撮影)

JR西日本は、寿司をフックに地域の活性化を狙う「寿司のゴールデンルート」の構想を発表。長期滞在旅行客を意識し、インフルエンサーや海外向けシステムなどを通じ、海外プロモーションも積極的におこなうとした。JR西日本の執行役員 金沢支社長・石原利信氏は「富山と北九州を繋ぐ鉄道として、期待していただきたい」と意気込んだ。

また「すし連携協定集結」を記念し、「KITTE大阪」2階「HOKURIKU+」に、「金平糖」「かしわうどん」「とらふぐだし」といった北九州市の特産品が期間限定で登場。富山県と北九州市の名物が、期間限定で食べ比べができる(8月26日〜31日、11時〜20時 ※なくなり次第終了)。

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