京都の穴場観光スポットを発掘?グルメ・自然…4エリアの魅力を公表

3時間前

『「ふるさとの光」発見プロジェクトin 京都ー京都市ー』の会見の様子。選定者たちが各エリアの魅力をアピール

(写真7枚)

西日本の6地方新聞社による地域活性化プロジェクト『ふるさとの光』の第5弾として、京都4エリアのお薦めスポット16選を発表する会見が、8月21日に京都市内でおこなわれた。

■ 各エリアの選定者5名による、渾身のお薦めは?

人口流出や高齢化などの課題を抱えつつも、ふるさとの魅力を継承する地域があることから、そのエリアのお薦めスポットやグルメ情報を「ふるさとの光」として、紙面やWEBで届ける同プロジェクト。参加しているのは、北國新聞社・福井新聞社・神戸新聞社・山陽新聞社・中国新聞社、そして京都新聞社。京都ではエリアの魅力を伝えることに加え、中心地のオーバーツーリズムの解消や緩和も視野に入れているという。

『「ふるさとの光」発見プロジェクトin 京都ー京都市ー』の会見の様子
『「ふるさとの光」発見プロジェクトin 京都ー京都市ー』の会見の様子

第1弾は岡山県新見市の情報を発信し、次は兵庫県朝来市、そして福井県丹南、広島庄原市から続き、今回は京都の「大原」「山科」「西京」「伏見」の4エリアが舞台となる。お薦めグルメやスポットは、同市に関係のある5名の選定者がピックアップ。

今回のテーマは「山紫水明」。京都の街並みを表す際に使われる言葉だが、今回の4エリアにも美しい景色など、共通点を見いだしている。「大原」は大原野菜・江文神社の祭礼、「山科」は琵琶湖疎水・毘沙門堂門跡、「西京」は絶景・竹が灯す手作りの美、そして「伏見」は伏見港港・商店街・煉羊羹など、選定者たちは多彩な16軒の魅力をアピールした。

『「ふるさとの光」発見プロジェクトin 京都ー京都市ー』会場には各エリアの野菜を使用した料理も登場
『「ふるさとの光」発見プロジェクトin 京都ー京都市ー』会場には各エリアの野菜を使用した料理も登場

今回、「山科」エリア代表として登壇した「京都橘大学」3回生の速水千愛さんと阿部一輝さんは、ボランティアなどを通して山科地域や人との関わりを常に大切にしており「実際に行って紹介したいと思ったところや、知られているけど足を運ぶ人が少ないような場所を紹介したい」「僕なりの視点で魅力に思った部分をいろんな人に知ってほしい」と熱い想いを語った。

『「ふるさとの光」発見プロジェクトin 京都ー京都市ー』で山科エリアを担当。左から「京都橘大学」の速水千愛さん、阿部一輝さん
『「ふるさとの光」発見プロジェクトin 京都ー京都市ー』で山科エリアを担当。左から「京都橘大学」の速水千愛さん、阿部一輝さん

また、今回の京都編の主催者である京都新聞社の代表取締役社長・大西祐資さんは「5人から幅広い提案をしてもらって魅力的な部分をたくさん聞き、37候補から16軒に絞りました。京都の中心地から全て行きやすい立地ということもあり、それは今までのエリアと違って新しい試みです」とコメント。

京都新聞社の代表取締役社長・大西祐資さん
京都新聞社の代表取締役社長・大西祐資さん

プロジェクト『「ふるさとの光」発見プロジェクトin 京都ー京都市ー』の詳細は10月に京都新聞紙面にて、11月には参加6紙朝刊でも紙面特集を掲載予定。プロジェクト概要や記者会見の様子は8月22日〜京都新聞デジタルで公開される。

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