ミニシアター閉館が相次ぐ昨今…大阪・十三で3日間の映画祭が再び

9時間前

ビル6階にある「第七藝術劇場」の入り口

(写真3枚)

昨年11月に初開催された映画イベント『十三下町映画祭2025』が、大阪・十三のミニシアター「第七藝術劇場」「シアターセブン」にて11月7日よりスタートする。

全国のミニシアターの閉館が相次ぐ昨今。多くの飲食店や商店が立ち並び、下町情緒ある繁華街・十三に位置する「第七藝術劇場」「シアターセブン」は、「未来へ映画文化を繋ぐため、地元との連携をより強固に」と、まずは地元民が映画を観に来るキッカケづくりのため、そしてそこから映画を通して十三を盛り上げるために同映画祭を実施することに。

昨年は十三エリアをはじめ、全国各地から3日間で500名以上の来場者が映画館に集った。今年3〜6月におこなわれた作品募集にはドキュメンタリーなど、約160作品以上の応募があり、そのなかから選定された11作品が3日間にわたり上映される。

『十三下町映画祭2025』のメインビジュアル
『十三下町映画祭2025』のメインビジュアル

また昨年、同映画祭でグランプリ&観客賞をW受賞した作品『私たちのオカルティックサマー』は、全国公開され東京「アップリンク吉祥寺」にて6日間連続で満席になるなど、他の入選作品含め各ミニシアターで話題になっている。

「グランプリ」など各賞の発表は9日の閉会式にて発表。『十三下町映画祭2025』は11月7日〜9日まで「第七藝術劇場」「シアターセブン」で開催。詳細は公式サイトにて。

<入選作品一覧>
『いってらっしゃいの花』 監督:椎名零
『イマジナリーライン』 監督:坂本憲翔
『キャトルミューティ玲子』 監督:山口改
『健康ちえのわトランポリン教室』 監督:石川皓一
『国道7号線』 監督:全辰隆
『極夜』 監督:岡本昂明ハミッド
『サンタクロースたちの休暇』 監督:澁谷桂一
『49日の真実』 監督:中前勇児
『せとうちドリームトラベラー』 監督:水本博之
『トリコロール』 監督:沖田かおり
『なまどぅさらばんじ。今が青春』 監督:泉山朗土

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