水着でいくべき?神戸須磨シーワールドびしょ濡れイベント2連発

11時間前

「神戸須磨シーワールド」名物「オルカパフォーマンス」編集担当が3列目からシャチの姿を撮影しようとするも…問答無用で全身びしょ濡れです

(写真17枚)

6月に開業1周年を迎えた水族館「神戸須磨シーワールド」(神戸市須磨区)で、夏のイベント『ウォーター・スプラッシュ・フェスティバル』が開催中。取材に訪れた日は、着替え必須のびしょ濡れイベントに、子どもだけでなく大人も盛り上がり、来場者たちは夏を満喫していた。

現在日本では6頭のシャチがおり、そのうち2頭「ステラ」と「ラン」を展示している同施設。ステラが母親で、ランはその娘で、その2頭による「オルカパフォーマンス」が来場者から人気だ。

「ステラ」と「ラン」がトレーナーと息の合ったパフォーマンスを披露「神戸須磨シーワールド」

そんな同施設での夏季限定イベントは、シャチとイルカのそれぞれスタジアムの間にある、広場に設置された特設会場で、賑やかに盛り上げるパフォーマーと一緒にダンスを楽しみつつ、バケツと貸し出しのウォーターシューター(水鉄砲)で水をかけ合うもの。

『ウォーター・スプラッシュ・フェスティバル』で水に濡れながらダンス「神戸須磨シーワールド」

最初は、水かけなしで、みんなでダンスを踊るところからスタート。しかし、ステージ左右のウォーターキャノンからや、バケツの水などで、柵で設定された「びしょ濡れエリア」内は、頭からバケツの水をかぶるくらいのずぶ濡れ具合だ。

『ウォーター・スプラッシュ・フェスティバル』でダンスレクチャー「神戸須磨シーワールド」
『ウォーター・スプラッシュ・フェスティバル』でびしょ濡れを楽しむ子どもたち「神戸須磨シーワールド」

この水の温度は、オルカ(シャチ)の水槽と同じ16度に設定されている。この日、3歳の誕生日だという弟と一緒に、加古川から遊びにきていた12歳の女の子は「冷たかった!」と、猛暑の中で涼しさを満喫した様子。昨年は何も準備をせずに来園して、びしょ濡れを経験したため、今年はしっかり水着着用で参戦したそう。

『ウォーター・スプラッシュ・フェスティバル』を満喫した姉弟。びしょ濡れ具合を楽しんでいた「神戸須磨シーワールド」

このイベントに参加する直前にも、人気の「オルカパフォーマンス」を、前から4列目で観覧してびしょ濡れに。水着だったから張り切って前列にチャレンジできた、と話していた。このように、イベント開催中は、彼女のように特設会場とオルカパフォーマンスの両方を行き来して、楽しむ来場者が多いそう。施設のすぐ目の前に広がるのは「須磨海水浴場」、そのままの足でビーチも楽しめる。

施設のすぐ目の前に広がる「須磨海水浴場」

◆ びしょ濡れ具合は自分とオルカ次第…あなたは前列?それとも後列?「オルカパフォーマンス」

「オルカパフォーマンス」トレーナーとシャチが仲良く泳ぐ姿を楽しもう「神戸須磨シーワールド」

なお、「オルカパフォーマンス」では、水槽に近い8列目までに座ると大量の水を浴びる。通常のパフォーマンスもジャンプで前列に座ると絶対に濡れるが、現在は「テールバースト」という幅約1.5メートルの尾びれで盛大に客席に水をかけるパフォーマンスがプラスされているので、ずぶ濡れ覚悟で座ろう。しかもテールバーストが何度もあるので、パフォーマンス終了時には足先までびしょ濡れだ。

「オルカパフォーマンス」3列目の視点。スタート1分でこの状況…「神戸須磨シーワールド」

また、パフォーマンスが終わったようなアナウンスに、早まってポンチョなどの装備を片付けてはいけない。最後の最後に、オルカが大サービスのテールバーストを張り切ってお見舞いしてくれるので、ラストまで絶対に気を抜かないで。

「オルカパフォーマンス」13列目の視点「神戸須磨シーワールド」

ちなみに筆者は前から13列目くらいにいたが、最後の豪快なテールバーストで少し濡れた。隣に座っていた5歳の男の子も、「ちょっとは濡れたい」と希望していたので満足そうだった。

オルカスタディアムの水槽でシャチを見学「神戸須磨シーワールド」

担当者は、「ポンチョや水着を用意されたり、荷物を大きなビニール袋に入れたり、事前に準備してこられる来場者が多いのですが、足元の装備は忘れがち。靴までびしょ濡れになるので、ビーチサンダルなどがおススメです」と話していた。

「ウォーター・スプラッシュ・フェスティバル」参加者へ、先着でオリジナルサンダルプレゼントも「神戸須磨シーワールド」

『ウォーター・スプラッシュ・フェスティバル』は、8月31日まで開催(19日、20日、26日、27日は開催なし)。開催時間は日によって異なるため公式サイトで確認を。料金は無料(水族館の入館料は必要)。8月10日から17日の夜7時半からは「ドルフィンナイトパフォーマンス」も開催される。

取材・文・写真/太田浩子

万博の「ミャクミャクくじ」と同じ方式の「オルカくじ」1等から4等に1周年記念の新色「ラベンダーカラー」が登場「神戸須磨シーワールド」
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