大阪・天王寺で「戦時中の動物園展」、市内の小・中学生は無料

8時間前

天王寺動物園の企画展『戦時中の動物園～語りつぐ、いのちの記憶～』

(写真2枚)

「天王寺動物園」（大阪市天王寺区）は、戦時中の動物園をテーマにした企画展『戦時中の動物園～語りつぐ、いのちの記憶～』を８月６日から開催する。

２０回目を迎える同展は、戦時中の「天王寺動物園」で実際に起きた出来事を出発点とし、戦争が命や日常に与える影響を世代や国籍を問わず実感できる展示となっている。

担当者は、「戦後８０年を迎えた現在、戦争体験を直接語ることができる人々が減少する一方、世界各地で発生する紛争や戦争の報道は私たちのもとに届いています。しかし、それらを自分事として捉えることは容易ではなく、戦争はますます『遠い出来事』となりつつあります」と危惧する。

展示会場では、戦時中の写真や実物資料、戦時中に殺処分された動物たちの剥製、アニメーション『どうぶつたちのねがい戦争中の天王寺動物園』の上映や絵本展示などを見ることができる。

天王寺動物園の企画展『戦時中の動物園～語りつぐ、いのちの記憶～』会場の「TENNOJI ZOO MUSEUM」場所

また、９日・１１日・１５日・１７日には、スタッフが企画展の見どころを紹介する「ミュージアムトーク」を実施。スタッフによって内容が変わり、会場の外へ移動する可能性もあり。各日１７時〜１５分間。会場内のＴＥＮＮＯＪＩＺＯＯＭＵＳＥＵＭ集合。

企画展『戦時中の動物園～語りつぐ、いのちの記憶～』の期間は８月６日〜８月３１日。９時３０分〜１６時４５分（延長営業『ナイトＺＯＯ』開催日の８月９日～１１日、１５日～１７日は１９時４５分まで）。「天王寺動物園」の入園料は大人５００円、大阪市内の小・中学生は無料（要証明）、市外の小・中学生は２００円ほか。

動物園

「天王寺動物園」

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