25周年の「アンパンマン列車」に乗って、やなせたかしさんゆかりの高知へ[PR]

7時間前

特急「南風」の「アンパンマン列車」には「あかいアンパンマン列車」(写真)と「きいろいアンパンマン列車」の2編成がある

(写真14枚)

『アンパンマン』の作者として知られる、やなせたかしさんが少年時代を過ごした思い出の地である高知。

そんな高知を鉄道で旅するなら、やなせさんの代表作『アンパンマン』をテーマにした、2025年にデビューから25周年を迎えた「アンパンマン列車」や「アンパンマンバス」、やなせさんが生んだキャラクターが揃う、土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線も楽しむことができる。

JR四国自慢の観光列車「志国土佐 時代(トキ)の夜明けのものがたり」にも乗って、高知の鉄道を存分に楽しむ旅へ出かけてみよう!


■25周年を迎えたJR四国の「アンパンマン列車」

JR岡山駅と高知駅を結ぶ特急「南風」の「アンパンマン列車」。『アンパンマン』の生みの親、やなせたかしさんの出身地が高知であることから2000年にデビュー、2025年に25周年を迎えたが、いまも人気の列車になっている。

号車指定席のアンパンマンシート。24席限定の一度は乗ってみたい大人気のシートなので早めに指定席券を購入するのがおすすめ
1号車指定席のアンパンマンシート。24席限定の一度は乗ってみたい大人気のシートなので早めに指定席券を購入するのがおすすめ
1号車のデッキやトイレでは、至るところでアンパンマンとそのなかまたちがお出迎えしてくれる
1号車のデッキやトイレでは、至るところでアンパンマンとそのなかまたちがお出迎えしてくれる

車両の外装や車内の天井にアンパンマンとなかまたちがデザインされているほか、1号車指定席の座席やロールカーテン、さらにはデッキやトイレの中までとことん『アンパンマン』の世界にこだわったカラフルで楽しい車両だ。

JR岡山駅〜高知駅間を特急「南風」として1日5往復運行。乗車券のほか特急券が必要。岡山駅~高知駅は、乗車券3740円、指定席特急券2730円(アンパンマンシートは指定席特急券が必要)。


■「アンパンマンバス」に乗って、香美市立やなせたかし記念館へ

2車両あるうちのひとつ「アンパンマン」車両は赤い車両で、車体にはアンパンマンとそのなかまたちがラッピングされている
2車両あるうちのひとつ「アンパンマン」車両は赤い車両で、車体にはアンパンマンとそのなかまたちがラッピングされている

JR土佐山田駅と「香美市立やなせたかし記念館」の最寄りバス停・美良布(びらふ)バス停を結ぶジェイアール四国バス大栃線を走る「アンパンマンバス」。アンパンマンとばいきんまんの2車両があり、それぞれ外装だけでなく車内のシートにもアンパンマンとそのなかまたちがデザインされており、移動もわくわく楽しい気持ちに!

車内もアンパンマンとそのなかまたちがデザインされているだけでなく、シートにもアンパンマンのイラストが施されている
車内もアンパンマンとそのなかまたちがデザインされているだけでなく、シートにもアンパンマンのイラストが施されている

運行本数が限られているので事前に発車時刻の確認を。片道約25分。土佐山田バス停~美良布バス停間で運行。乗車料金は大人片道550円(バス車内で大栃線1日乗り放題きっぷ700円を販売、WEBで購入の場合は650円)。


■ 高知を鉄道で旅するなら乗っておきたい、観光列車「志国土佐 時代(トキ)の夜明けのものがたり」

期間限定運行のごめん・なはり線運行時には、太平洋を間近に眺めながら鉄道旅を楽しめる

JR四国を代表する観光列車のひとつ「志国土佐 時代(トキ)の夜明けのものがたり」は、幕末の志士坂本龍馬や明治維新をモチーフに車両がデザインされており、1号車「KUROFUNE」は蒸気船、2号車「SORAFUNE」は宇宙船をイメージした内装に。

2号車の「SORAFUNE」は、未来への「夢」をコンセプトに、宇宙船をイメージした白を基調としたデザインに。座席は窓に向かったカウンター席になっている
2号車の「SORAFUNE」は、未来への「夢」をコンセプトに、宇宙船をイメージした白を基調としたデザインに。座席は窓に向かったカウンター席になっている

車内には高知の地酒や銘菓などの特産品やオリジナルグッズを扱う販売カウンターがあるほか、高知ならではの素材をふんだんに使った食事やスイーツを堪能することもできる。

ごめん・なはり線運行時の高知駅発の「煌海(きらめき)の抄」で提供される料理は、「OMO7高知 by 星野リゾート」の料理長がプロデュースした「土佐インスパイア」。要予約、5500円

高知駅〜窪川駅間で土・日・祝に1日1往復運行。高知駅~窪川駅は、乗車券1640円、特急券・グリーン券2900円。車内での食事を希望する場合は、乗車の4日前までに「tabiwa by WESTER」などで食事予約券の購入が必要。高知駅発窪川駅着の「立志の抄」、窪川駅発高知駅着の「開花の抄」のいずれも5500円。

4~6月と10~12月の金曜のみ土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線で1日1往復の特別運行が実施されている。高知駅〜奈半利駅は、乗車券1410円、特急券・グリーン券3720円。食事は高知駅発奈半利駅着の「煌海の抄」は5500円、奈半利駅発高知駅着の「雄飛の抄」は3500円。


■ やなせたかしさんのキャラクターを訪ねて、土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線へ

「オープンデッキ車両」は青と緑の2車両があり、どちらの車両にもやなせたかしさんが生んだ各駅のキャラクターがデザインされている
「オープンデッキ車両」は青と緑の2車両があり、どちらの車両にもやなせたかしさんが生んだ各駅のキャラクターがデザインされている

南国市の後免駅と奈半利町の奈半利駅を結ぶ土佐くろしお鉄道のごめん・なはり線は、自然豊かな沿線風景が自慢のローカル線。やなせたかしさんが少年時代を過ごした地であることから、後免駅から奈半利駅までの各駅にやなせさんが生んだ個性豊かなキャラクターが待っており、あかおか駅には全駅のキャラクターが勢揃いする展示コーナーも。

海沿いを走る路線ゆえ、絶景ポイントも豊富。なかでも、和食駅の前後の約4kmにわたって続く砂浜「琴ヶ浜」は沿線随一の絶景だ
海沿いを走る路線ゆえ、絶景ポイントも豊富。なかでも、和食駅の前後の約4kmにわたって続く砂浜「琴ヶ浜」は沿線随一の絶景だ

海に面するオープンデッキを備え、オープンデッキから太平洋の絶景が一望できる特別仕様の車両も運行されている(1日1.5往復運行、運行時刻は土佐くろしお鉄道ホームページで確認を)。オープンデッキ車両の運転区間は後免駅~奈半利駅(一部列車は高知駅発だが、オープンデッキ開放は後免駅~奈半利駅のみ)。荒天時はオープンデッキを使用できない場合あり。予約不要、乗車券のみで乗車可能。

後免駅から奈半利駅までの各駅にやなせたかしさんのキャラクターが。写真は後免駅のキャラクター「ごめん えきお君」
後免駅から奈半利駅までの各駅にやなせたかしさんのキャラクターが。写真は後免駅のキャラクター「ごめん えきお君」

■ 現地での周遊に便利でおトクなきっぷ

やなせたかし夫妻のふるさと・ゆかりの地を巡るには、「やなせたかしさんふるさとの地を巡る⾼知ものべ周遊パス」がオススメ。

JR四国⼟讃線(⾼知〜⼟佐⼭⽥間)および⼟佐くろしお鉄道ごめん・なはり線(後免〜和⾷間)の普通列⾞普通⾞⾃由席と、ジェイアール四国バス⼤栃線(⼟佐⼭⽥〜美良布間)およびとさでん交通⿓河洞線(⼭⽥駅〜⿓河洞間)の路線バスに乗り降り⾃由のほか、周辺の観光施設などで割引特典も受けられる、とっても便利でおトクなきっぷです。JR四国のチケットアプリ「スマえき(しこくスマートえきちゃん)」なら、チケットレスでも購⼊可能!
詳しくは、JR四国のホームページをチェック。


●発売期間 2026年3⽉30⽇まで※出発⽇の1ヶ⽉前から当⽇まで発売
●利⽤期間 2026年3⽉31⽇まで※2026年3⽉30⽇出発分まで発売
●有効期間 2⽇間
●フリー区間

●発売箇所 JR四国のチケットアプリ「スマえき(しこくスマートえきちゃん)」のほか、JR四国の駅のみどりの窓⼝、みどりの券売機プラス、JR四国ツアー⽀店、四国内の主な旅⾏会社など
※「志国土佐 時代の夜明けのものがたり」に乗⾞の場合は、フリー区間までの乗⾞券と料⾦券(特急券・グリーン券)が別途必要。


文/澤村美紀
写真/田村和成
提供/四国旅客鉄道株式会社

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