大阪の「漫才劇場」10周年、初の野外イベントにOB芸人も大集合

16時間前

オープニングには浴衣姿のカベポスター、ダブルヒガシ、フースーヤが登場(Lmaga.jp撮影)

(写真30枚)

今年で開館から10周年を迎える大阪の劇場「よしもと漫才劇場」(大阪市中央区)。7月26日、10周年を祝うべく「万博記念公園」(⼤阪府吹田市)にて「マンゲキ夏祭り2025」と題した野外イベントがおこなわれた。OB芸人も参加し、浴衣姿で会場を盛り上げた。

■ 約5時間…約50組が参加、マンゲキOBも

トップバッターのフースーヤは炎天下のなかパワフルに盛り上げた
トップバッターのフースーヤは炎天下のなかパワフルに盛り上げた(Lmaga.jp撮影)

賞レースやテレビなどで活躍する芸人たちを多く輩出してきた「よしもと漫才劇場(通称:マンゲキ)」。毎年夏は同劇場と「森ノ宮よしもと漫才劇場」の2拠点を使ったフェスがおこなわれるが、10周年イヤーの今年は『万博夏祭り2025』とコラボした野外イベントとして開催され、約3000人が来場した。

ひときわ歓声が大きかったマユリカ(Lmaga.jp撮影)
ひときわ歓声が大きかったマユリカ(Lmaga.jp撮影)
オープニングからラストまで活躍したカベポスター(Lmaga.jp撮影)
オープニングからラストまで活躍したカベポスター(Lmaga.jp撮影)

イベントにはマンゲキ所属の若手芸人たちにくわえ、見取り図、さや香、ニッポンの社長などかつて同劇場で活躍していたOB、エバースやコットンといった東京を拠点に活躍するメンバーと東西の人気芸人が集結。「太陽の塔」のふもとにある広場には櫓や提灯、屋台が立ち並び、お祭りムードに包まれていた。

エンディングのMCを担当したダブルヒガシ(Lmaga.jp撮影)

浴衣姿のカベポスター、ダブルヒガシ、フースーヤの3組が登場すると、晴天のなか元気いっぱいにオープニングを盛り上げた。

イベントには漫才&コントの二刀流コンテスト『ダブルインパクト』の初代王者となったニッポンの社長、昨年の『M-1グランプリ』をきっかけに大ブレイクを果たしたバッテリィズ、劇場番長・見取り図などが次々とネタを披露。

かつてマンゲキの劇場番長といわれていた見取り図(Lmaga.jp撮影)
『ダブルインパクト』にて健闘したロングコートダディが登場すると、観客は大きな拍手で出迎えた(Lmaga.jp撮影)
『ダブルインパクト』で優勝したばかりということで温かい拍手で迎え入れられたニッポンの社長(Lmaga.jp撮影)

さらにコーナーとして、目隠しをした芸人が観客の指示に従って進むスイカ割りや、サインボールを用いた玉入れ、「芸人のアクスタ」などのお題に沿ったアイテムを求め芸人が客席に降りる借り物競争など、参加型のゲームもおこなれた。観客を巻き込んだコーナーということで、お笑いファンたちが前のめりになって楽しむ姿が見られた。

昨年の『M-1グランプリ』でブレイクしたバッテリィズ(Lmaga.jp撮影)

エンディングでは現役のマンゲキ芸人のみが登場し、例えば炎やcacao、ぎょうぶといった若手のホープたちも参加。所属芸人に関するクイズや即興夏ソングを披露するゲームで盛り上がりつつ、終盤は会場のカメラワークを利用したノリで爆笑に包まれるというマンゲキらしい一体感を見せる場面も。ラストは「今後とも漫才劇場をよろしくお願いします!また来年もお会いしましょう!」というダブルヒガシ・東の呼びかけで締めくくられた。

『マンゲキ夏祭り2025』より、コーナーでは観客と芸人が入り乱れる場面もあった(Lmaga.jp撮影)

取材・文/つちだ四郎 撮影/Lmaga.jp編集部

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