海遊館の生き物が「ウォールアート」に、無料の新スポット誕生

海遊館の生き物たちを描いたウォールアートが「海遊館西はとば」に登場(7月24日・大阪市港区)
世界最大級の水族館「海遊館」(大阪市港区)の西側にある「海遊館西はとば」に7月24日、水族館の生き物たちが描かれたウォールアートが誕生。撮影スポットとして無料で楽しむことができる。
「海遊館」は、2025年7月20日に35周年を迎えることを記念し、同年5月から『フフフなウォールアート』と題したアートプロジェクトを始動。
「海遊館西はとば」の防潮堤壁面(幅約14m×高さ約3m)をキャンバスに、アーティストのHOKUTO TANEICHIが中心となって躍動感溢れる海遊館の生きものたちをデザイン。6月にはワークショップをおこない、合計約590名の来場者がサンゴなどを描いた。

そして7月24日、完成セレモニーを開催。大阪市港区内の小学5、6年生らがHOKUTO TANEICHIと共に最後の筆入れをおこない、作品を完成させた。
HOKUTO TANEICHIは、「(生き物たちの絵は)上の方から北極、真ん中に太平洋、下に南極・・・と、海遊館の構造に付随して配置しました」と説明。一際目を引くジンベエザメは、見る者に向かって泳いでくるようなリアルな迫力を意識したという。

また、来場者が描いたサンゴには蛍光塗料が使われており、本来なら発色を保ち続けるために「UVコーティング」をおこなうのだが、今回はあえてしていないそう。HOKUTO TANEICHIは、「サンゴの命を終える過程のなかで白化していく現象を表した。見る人々にサンゴの環境保全について少しでも伝われば」と想いを込めた。
セレモニーに出席した大阪市港区長の山口照美氏は、「港区は区制100周年、海遊館は35周年。お互いが区切りの年に記念になるスポットが出来たことを嬉しく思う」とコメント。また、区の取り組み「おもてなし防災」に触れ、「ここで撮影をしたり見に来たりするなかで、防潮堤の役割や港区の防災についても知っていただければ嬉しい」と期待を込めた。

今回キャンバスとなった防潮堤は、港町である築港エリアを高波から守る重要な施設。海遊館35周年を記念し、来館者が楽しめることはもちろん、街の賑わい醸成のために活用したいという海遊館の想いから企画され、防潮堤を管理する大阪港湾局の協力のもと、ウォールアートが実現した。
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