神戸で「ミッフィー展」開幕、一部が撮影OKに…日本初展示も

2025.7.24 07:15

『誕生70周年記念 ミッフィー展』より、大きな展示物も多い(7月23日、Lmaga.jp撮影)

(写真17枚)

誕生70周年を記念する『ミッフィー展』が、「大丸神戸店」(神戸市中央区)にて、7月23日からスタート。展示物は原画、資料含めて200点以上、オリジナルグッズは500以上と充実の内容で、初日から多くのファンが訪れた。

オランダの絵本作家でグラフィックデザイナーのディック・ブルーナ氏の手によって1955年に生まれた「ミッフィー(うさこちゃん)」。同展は今年誕生70周年を迎えることを記念し、「もっと、もっと、ミッフィー」をテーマに開催される。

「大丸神戸店」の装飾も8月5日まで『ミッフィー展』仕様に(Lmaga.jp撮影)
「大丸神戸店」の装飾も8月5日まで『ミッフィー展』仕様に(7月23日、Lmaga.jp撮影)

先立っての東京会場での開催も好評を博し、満を持して関西へ。すべて撮影禁止だったところ、神戸会場では入口のオブジェが撮影可能になった(今後は未定)。

入口の展示物が神戸会場では撮影可能に(7月23日、Lmaga.jp撮影)
入口の展示物が神戸会場では撮影可能に(7月23日、Lmaga.jp撮影)
開店直後から注目の的に(7月23日、Lmaga.jp撮影)
開店直後から注目の的に(7月23日、Lmaga.jp撮影)

注目は、初来日となる『うさこちゃんおとまりにいく』(1988年)や、『うさこちゃんのだいすきなおばあちゃん』(1996年)の原画の数々。

初来日となる作品も(7月23日、Lmaga.jp撮影)
初来日となる作品『うさこちゃんのだいすきなおばあちゃん』(7月23日、Lmaga.jp撮影)
思わずウルッとしてしまう『うさこちゃんのだいすきなおばあちゃん』(1996年)
思わずウルッとしてしまう『うさこちゃんのだいすきなおばあちゃん』(1996年)(7月23日、Lmaga.jp撮影)

そのほか、ブルーナ氏の絵本で使われる6色の「ブルーナ・カラー」について、初期の絵画作品やペーパーバックの装丁、ポスターデザイン、遊び心の溢れる扉展示など幅広い内容で、200点以上の作品や資料が勢揃いする。

初期に出版された本と現在の絵本は、色が微妙に違う(7月23日、Lmaga.jp撮影)
初期に出版された本と現在の絵本は、色が微妙に違う(7月23日、Lmaga.jp撮影)
1955年時の作品展示(7月23日、Lmaga.jp撮影)
1955年時の作品展示(7月23日、Lmaga.jp撮影)

そして、2005年に開催された『ミッフィー展』で紹介された、ブルーナ氏が原語・オランダ語の「うさこちゃんとうみ」を読む映像が20年ぶりに再公開される。ブルーナ氏の声で、物語を味わうことができる。

ブルーナ氏の絵本にかけた思い(7月23日、Lmaga.jp撮影)
ブルーナ氏の絵本にかけた思い(7月23日、Lmaga.jp撮影)

展示最後にあるオリジナルグッズ売場には、マスコットやテトラポーチ、「アンリ・シャルパンティエ」のラング・ド・シャが入った菓子ボックスなど、500以上のアイテムがずらり。東京会場では、メインビジュアルとなった手を挙げたミッフィーを模したオリジナルマスコット(各2860円)や、ロルバーンのノート(660円〜、3サイズ)が特に人気だったという。

東京会場で人気、オリジナルマスコット(各2860円)(Lmaga.jp撮影)
東京会場で人気、オリジナルマスコット(各2860円)(Lmaga.jp撮影)
東京会場で人気、ロルバーンのノート(660円〜)(Lmaga.jp撮影)
東京会場で人気、ロルバーンのノート(660円〜)(Lmaga.jp撮影)

『誕生70周年記念 ミッフィー展』は、「大丸神戸店」9階の「大丸ミュージアム〈神戸〉」にて8月11日までの開催。10時〜19時閉場(最終日〜18時閉場、入場は閉場の1時間前まで)。入場は全日日時指定一般1800円、ほか詳細は公式サイトにて。今後は「大丸梅田店」にて8月14日〜と、全国巡回する。

取材・文・撮影/Lmaga.jp編集部

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