病床の釜じい、ラジオに付けた名前にSNS涙「それはずるい」

10時間前

『あんぱん』第79回より。のぶに語りかける祖父・釜次。写真左から、のぶの妹・メイコ(原菜乃華)、妹・蘭子(河合優実)、のぶ(今田美桜)、祖父・釜次(吉田鋼太郎)(C)NHK

(写真5枚)

やなせたかしの妻・暢をモデルとしたヒロイン・朝田のぶ(今田美桜)とその幼馴染・柳井嵩(北村匠海)の人生を描く連続テレビ小説『あんぱん』(NHK朝ドラ)。7月17日放送の第79回では、祖父・釜次が朝田家のラジオに付けた名前がSNS上で話題となった。

は、祖父・釜次(吉田鋼太郎)を心配し朝田家に戻ってきたのぶ(今田美桜)と妹・メイコ(原菜乃華)。一見元気そうに見えるが、やはり体調がすぐれない様子の釜次。そんななか、嵩(北村匠海)も見舞いのため朝田家を訪れる。

嵩はのぶに頼まれ、釜次のために漫画を描く。その日、釜次は家族を集め「面白がって生きえ」と好きに生きるよう告げる。そして孫たちが歌う『よさこい節』を聞きながら、目を瞑るのだった。

『あんぱん』第79回より。(C)NHK
『あんぱん』第79回より。孫娘たちに「よさこい節」を歌ってもらう祖父・釜次。写真左から、のぶの妹・メイコ(原菜乃華)、妹・蘭子(河合優実)、のぶ(今田美桜)、祖父・釜次(吉田鋼太郎)(C)NHK

今回の放送では、病床の釜次が「千尋くんつけてくれ」と頼み、妻・くら(浅田美代子)が「千尋くんがくれたラジオですね」と応じるシーンがあり、朝田家のラジオが「千尋くん」と呼ばれていることが明らかになる。

若くして亡くなった嵩の弟・千尋がかつて朝田家に贈ったラジオということもあり、SNS上では「ラジオを千尋くんと呼ぶ釜じいでもう泣ける」「ラジオが千尋くんになってて、遠くにいってしまったけど近くにいつもいたんだなって」「ラジオを千尋くん呼びはずるい。不意打ちを食らって泣きそうになった」などの声が相次ぎ、X(旧ツイッター)では「千尋くん」がトレンド入りしていた。

放送はNHK総合で朝8時から、NHK BS・プレミアム4Kでは朝7時半からスタート。7月18日の第80回では、釜次の葬儀に思わぬ人物が現れる。

文/つちだ四郎

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