「やりすぎや！」４座長揃い踏み「万博新喜劇」でアキ怒られる

5時間前

終演後の写真撮影タイムも盛り上がった（7月4日／大阪・関西万博）画像提供：毎日放送

(写真11枚)

『よしもと新喜劇　大阪・関西万博ＳＰ』（毎日放送）の公開収録が『大阪・関西万博』のＥＸＰＯホール「シャインハット」で７月４日に開催され、吉本新喜劇ゼネラルマネジャーの間寛平のほか、アキ、すっちー、吉田裕、酒井藍の４座長が揃って舞台に登場した。

この日は、内場勝則、川畑泰史らベテラン勢、島田珠代ら人気座員も多数出演。万博会場に出店したうどん店を舞台にしたロマンティックなコメディ「万博で芽生えた恋！寛平じいさんはキューピッド！？」を上演し、客席を大いに沸かせた。

.（7月4日・大阪・関西万博） — 島田珠代は赤と青のミャクミャクカラーのカラータイツで登場。パンティーテックスでは、観客も大きな手拍子（7月4日／大阪・関西万博）画像提供：毎日放送

間は、５５年前に開催された１９７０年の「大阪万博」開催時は２０歳。芸人としての出演ではなく、吹田で工事に従事し、現地でショベルカー「ユンボ」に乗っていた過去が。そんな縁ある「大阪万博」のテーマソングで三波春夫が歌った『こんにちは世界の国から』のカバーを舞台で披露した。

万博会場に出店したうどん店に、カラースーツの借金取り（アキ）が現れるも、セリフが…（7月4日／大阪・関西万博）画像提供：毎日放送

◆ 「座長やのに出番少なくてごめんな…で、お前はやりすぎや！」終演後に間寛平に怒られたのは…？

終演後の囲み会見に出席した、間寛平、アキ、すっちー、吉田裕、酒井藍の５人。間は「こちらがお客さんを盛り上げなあかんのに、こっちが盛り上げてもらって、楽しくやれました。本当に感謝の気持ちでいっぱい。」という思いの一方で、本拠地である「なんばグランド花月」と、今回の「シャインハット」のステージの違いに、とまどうことが多数あったそう。

間は「花月と音の戻り（声の聴こえ方）が全然違って、ゆっくりしゃべらなあかんなぁと思って」と言い、アキは「円形劇場ははじめてで、『ＢＡＤ』のダンスで回転したときに、どこがセンターか全然わからなくなってパニックに…ムーンウォークでも舞台から落ちそうになって…その後のセリフとか飛ばしました」とハプニングを明かした。

間は「すっちーと、酒井は座長やのに、出番が少なくて申し訳なかった」と言う一方、アキには「ほんで、お前はやりすぎや！」と、途中セリフを忘れ、自由に振る舞うアキを一喝。これには、他の座長も、集まった記者たちも爆笑だった。

また「新喜劇６６年間に在籍した師匠たちも、今回こうして万博で新喜劇が上演できたことを喜んでいると思う」とみんなでしみじみする場面も。すっちーは「次また何十年後とか、生きているうちに万博で新喜劇ができるなら、最新のホログラムとかの技術を使って、亡くなった師匠たちも含めみんな揃って出演したい」と話した。

『よしもと新喜劇　大阪・関西万博ＳＰ』は、７月１９日１２時５４分から毎日放送（関西ローカル）で放送予定。

【出演者】間寛平、すっちー、酒井藍、アキ、吉田裕、内場勝則、川畑泰史、島田珠代、西川忠志、ボンざわーるど、清水啓之、佐藤太一郎、森田まりこ、カバ、小林ゆう、野崎塁

取材・文・写真／Ｌｍａｇａ.ｊｐ編集部

『毎日放送「よしもと新喜劇」大阪・関西万博SP』