USJ、熱中症対策は?クールスポットや塩分補給にも注力

18時間前

「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」内の様子

(写真3枚)

観測史上もっとも早い梅雨明けになり、早くも本格的な夏が訪れた関西。すでに日中は最高気温35度前後を記録する日が続いており、日々の熱中症対策が欠かせない。

そんななか7月1日から夏のプログラムがスタートした「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」(大阪市此花区、以下USJ)では、パーク内で遊ぶ人たちやクルーを守るために、独自の熱中症対策が次々と推進されている。

パーク内の58カ所の屋内施設は、「日本気象協会」が推進する2025年度「熱中症ゼロへ」プロジェクトの「公式クールスポット」として認定されている。特に『プレイング・ウィズおさるのジョージ』出口の屋内スペースは、誰でも休憩できる「クールスポット」として開放されており、訪れたゲストたちに気軽に利用するよう呼びかけている。

また、夏の風物詩でキャストもゲストもびしょ濡れになるパレード『NO LIMIT! サマー・スプラッシュ・パレード』や、人気アーティストの楽曲と映像による夜の特別ステージ『NO LIMIT!  サマーダンスナイト with HYBE JAPAN』など、屋外でのイベントも多く開催されているUSJでは、屋外エリアの熱中症対策も強化。

びしょ濡れ!『NO LIMIT! サマー・スプラッシュ・パレード』の様子(6月30日/ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)
びしょ濡れ!『NO LIMIT! サマー・スプラッシュ・パレード』の様子(6月30日/ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)

ハリウッド・エリアにはゲストが木陰で涼めるように緑が美しい並木道「GreeneStreet(グリーン・ストリート)」が登場。暑い日差しを遮ってくれる木陰の下にはベンチが用意され、ゲストが一息つける憩いの道として活用されている。

パーク内では塩タブレットの配布も
パーク内では塩タブレットの配布も

また、現在も多くの人が憩いの場として過ごす「グラマシー・パーク」の人工芝エリアにも遮熱対策として人工芝に使用されている充填材を、現在のゴムチップから有機物チップに変更することで、温度上昇を抑えて今まで以上に快適な空間へと進化させたという。

そのほかにも、塩タブレットの配布をはじめ、夏休み期間となる7月 19日~8月24日の期間は夜間の営業時間を夜9時半または夜10 時まで延長することで、直射日光を避けて遊べる時間の充実を図る。夏のプログラムの開催期間は8月20日まで。

取材・文・写真/野村真帆 

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