街に愛され50年…大阪の人気店「ふる里」が移転、24時間営業

「谷町ふる里」のメンバー
24時間営業で、多くの人に愛されていた大阪・谷町九丁目のうどん店「谷町ふる里」がその地での営業を終了。6月8日、新たに難波にて再オープンした。
同店は創業約50年、開業当初から続けている24時間営業が特徴で、朝・昼・夜・深夜までお客で席が埋まるほどの人気店。そんな同店が1年前、「閉店する」と街で噂に。実は入居しているビルの老朽化により、移転せざるをえなくなったのだ。

女将の花田友紀子さんは「やっぱり長年やってきた馴染みある谷町九丁目でお店を続けたかったけど、なかなか良い場所が見つからなくて。ずっと存在は知っていた大通り沿い(千日前通)にある今の場所に移転することをギリギリに決めたんです」と言う。
初めての地での挑戦に加え、先代が始めた元の場所への強い思いもあったため、中々決意が決まらなかった花田さん。だが、日本橋駅から徒歩2分の移転場所を公表すると、常連客からは意外なリアクションがあり「近くなってうれしい」「ええ場所見つけたな」と言ってもらえたと語る。

移転先では店内の導線は以前とできる限り変えず、テーブルも同じもの。うどんや一品などのメニューも値段もすべて据え置きに。入り口付近にはセルフで取る鮨のショーケースが以前と同じスタイルでスタンバイ。24時間営業もそのままに、ソファーなどの席数が少し増え、移転後は元々の常連客に加えファミリー層や若い客が多くなった。

オープンから1週間経った取材日当日は、14時頃もまだ店内は客でいっぱいで、うどんを食べながら寿司をつまむ人や一品とビールを楽しむ人の姿も。また、元から芸人の利用も多かったそうで、吉本の聖地・難波が近くなったことで移転後にすぐさま駆けつけた芸人もいたとか。
「最初はなかなか気が進まなかったけど、移転したらお客さんからも好反応で。今は昼も夜もひっきりなしにお客さんが入ってくれて…忙しいけど、すごく嬉しいです」と女将は笑顔を見せる。
「谷町ふる里」の移転地は、大阪市中央区高津3ー2ー30 ヴァンデュール日本橋City Life1。24時間営業、無休。
関連記事
あなたにオススメ
コラボPR
-
大阪アフタヌーンティー2025年最新版、編集部取材のおすすめポイントも
NEW 16時間前 -
大阪・関西ランチビュッフェ2025年版、ホテルの食べ放題を満喫
NEW 18時間前 -
京都アフタヌーンティー2025年最新版、編集部取材のおすすめポイントも
NEW 18時間前 -
【大阪・関西万博2025】最新情報まとめ!地元編集部が取材してわかった、人気グルメから穴場スポットまで
NEW 19時間前 -
現地取材で発見!知らなかった宇治の魅力【2025年最新版】
NEW 2025.9.14 08:30 -
「何度も見たくなる」ファン続出、宇治×京アニ秘話[PR]
2025.9.12 17:00 -
万博・ポーランド館で人気、現地さながらの体験とは?[PR]
2025.9.12 13:30 -
万博で日本一やかましい祭!?三重の魅力を1日で堪能[PR]
2025.9.12 07:00 -
カード利用で街がもっと便利に。アメックスで繋がる輪[PR]
2025.9.8 07:00 -
大阪スイーツビュッフェ・リスト2025年版、ホテルで甘いものを満喫
2025.9.1 10:00 -
グラングリーン大阪で食べる、買う、楽しむ! 14選[PR]
2025.8.29 10:00 -
神戸アフタヌーンティー2025年最新版、編集部取材のおすすめポイントも
2025.8.29 10:00 -
関西人なら違和感に気付く!? 8コの異変探し[PR]
2025.8.28 08:00 -
新しいものを全力で楽しむ!OMOろい旅 in 熊本[PR]
2025.8.25 09:00 -
大阪ビアガーデン2025年版、編集部取材のおすすめポイントも
2025.8.22 12:00 -
京都・滋賀のおすすめビアガーデン2025年最新版
2025.7.23 13:00 -
奈良のおすすめビアガーデン2025年最新版
2025.7.15 15:00 -
関西のおすすめ音楽フェス・2025年最新版
2025.7.9 09:00 -
【カメリア・マキの魔女占い】2025年下半期の運勢は?
2025.7.1 00:00 -
神戸のおすすめビアガーデン2025年最新版
2025.6.30 11:00 -
京都・貴船&高雄のおすすめ川床、ランチからカフェまで【2025年】
2025.6.19 12:00