万博で一気見「夏祭りランキング1位」東北6県の祭が夢の共演

15時間前

オープニングセレモニーに駆けつけたミャクミャクと宮城県のむすび丸、山形県のきてけろくんがワチャワチャ(6月13日大阪・関西万博)

(写真15枚)

東北6県で開催される人気の夏祭りを、関西・大阪万博でまとめて鑑賞できる『東北絆まつり』のオープニングセレモニーが6月13日に開催。14日、15日には各県の祭りの豪華コラボレーションが実現し、盛大なパレードを開催する。

宮城、山形、青森、岩手、秋田、福島の東北6県が、一緒に観光コンテンツを発信する同イベント。テーマは「世界に伝えたい東北」。西ゲート西側のEXPOアリーナ「Masuri」会場で、各県のまつりを披露するほか、伝統工芸の手作り体験、ご当地グルメの試食や販売をおこなう。

青森のねぶた(6月13日大阪・関西万博)

特にまつり好きは注目。「阪急交通社」が発表した「日本の夏祭りランキング」(2024年の阪急交通社が催行した夏祭り関連ツアーの申込者数ランキング 6月4日発表)で1位に輝いた「東北四大夏祭り」(「青森ねぶた祭」、「秋田竿燈(かんとう)まつり」、「山形花笠まつり」、「仙台七夕まつり」)のほか、7位「盛岡さんさ踊り」や「福島わらじまつり」がまとめて鑑賞できる非常に貴重な機会となる。

仙台すずめおどり(6月13日大阪・関西万博)
仙台七夕まつり(6月13日大阪・関西万博)

◆ 「福島を中心に東北を応援して!」6県一丸となり「東北を訪れてほしい」とアピール

13日に開催されたオープニングセレモニーでは、各県代表者が挨拶。宮城県の村井嘉浩知事は「東北6県でお祭りを中心にいろいろなイベントを開催いたしますし、多くのテナントが現地からきて出店します。東日本大震災から14年が経過致しましたが、まだ福島は大変な状況でございます。どうか福島を中心に東北を応援していただきたい」と集まった多くの来場者に力強くアピールした。

宮城県の村井嘉浩知事(6月13日大阪・関西万博)

その後、各県のゆるキャラ、いくべぇ、そばっち、んだっち、むすび丸、きてけろくん、キビタンもステージに登壇。万博の公式キャラクター・ミャクミャクも参加する形で、テープカットがおこなわれ、多くの観客が温かい拍手を送った。

各県知事ら代表者とゆるキャラたちの記念撮影タイム(6月13日大阪・関西万博)

そのあとは各県のステージタイム。宮城県仙台市が七夕まつりをPRし、躍動感あふれる「すずめ踊り」が披露。会場は手拍子で盛り上がった。

仙台すずめおどり(6月13日大阪・関西万博)
仙台すずめおどり(6月13日大阪・関西万博)
青森ねぶた祭をアピール(6月13日大阪・関西万博)

続いては「青森ねぶた祭」でおこなわれるお囃子や跳人演舞が披露され、その後も「福島わらじまつり」「秋田竿灯まつり」「盛岡さんさ祭」「山形花笠まつり」をステージで展開。来場者の多くの人が、炎天下の元、東北の日本酒や地ビールを片手にまつりの雰囲気を楽しんだ。

竿灯やステージを見ながらグルメを楽しむ来場者(6月13日大阪・関西万博)
竿灯やねぶた、ステージを見ながらグルメを楽しむ来場者(6月13日大阪・関西万博)
トップバッターの宮城県のステージで「いざ出陣」とこぶしを観客も突き上げた(6月13日大阪・関西万博)

「東北絆まつり」は、6月13日から15日までの3日間開催。14日と15日は各2回、「東北絆まつりパレード」がおこなわれる予定(雨天の場合は変更の可能性あり)。

フードやお酒の販売のほか、各ブースでは試飲や試食、アンケート回答やSNSフォローでもらえる景品も(6月13日大阪・関西万博)

その他、東北観光案内や伝統工芸の体験、酒やご当地グルメが楽しめるブースも多数ならぶ。詳細は公式サイトで確認を。

取材・文・写真/太田浩子

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