「ウクライナの現状知って」ノルウェー外相、万博ウクライナ館で発信

ノルウェーのアイデ外相がウクライナパビリオンのスタッフと交流(撮影6月2日:大阪・関西万博)
『大阪・関西万博』で北欧のノルウェー王国がナショナルデーを迎え、ノルウェー外務大臣エスペン・バース・アイデ氏が式典に登場したほか、デンマーク、フィンランド、アイスランド、スウェーデンとともに共同出展する北欧パビリオンなど会場の各所を視察。
また、1日の締め括りとして、ウクライナパビリオンを訪問しスタッフらと交流、報道陣を前にメッセージを発信した。
ウクライナは、会場内の複数の国が共同で出展する「コモンズC」に「NOT FOR SALE」をテーマにしたパビリオンを出展している。国旗の色と同じ、青と黄を基調とした内装が目を引く。

今回の同パビリオン訪問について、アイデ外相は、「個人的にも、ノルウェーとしても、重要な場所だと考える。今回の万博会場内でぜひ訪問したいと自ら選んだパビリオン」だと説明。

「印象的だった拡声器は、戦争状態にありながら、市民が自由に声をあげているという、言論の自由を象徴。おもちゃは、戦争で破壊された子どもたちの持ち物を表現していて、市民が耐え忍んでいる状況を表している。展示にストーリーを感じる」と言い、「ノルウェーは停戦に向けて、各方面からウクライナへの支援を継続する」と改めて表明した。


「万博は世界が2極化し分断する中で、より良い社会へのシグナルを発信する機会となる。パビリオンを訪れて、ウクライナの人たちと実際に話をして、ウクライナという美しい国と、戦時下にある現状とを知ってほしい」と呼びかけた。

「ノルウェー・ナショナルデー」の朝の式典のプログラムでは、ノルウェーの音楽をフィーチャー。ノルウェーから来日した人気シンガー、ヘレーネ・ボクスレ(Helene Boksle)が作曲家・エイリック・ベルゲとともに登場した。彼女の楽曲は、伝統音楽に現代的なアレンジを加えた独自の世界観で現地で高い人気を誇る。


ノルウェーの自然や、美しい街並み、文化などが映し出される映像を背景に、ピアノの伴奏にあわせ、歌いあげた。集まった人たちは自然や文化を下敷きにした幻想的な楽曲と、どこまでも伸びる高音が素晴らしい、力強い歌声を楽しんでいた。
取材・文・写真/Lmaga.jp編集部
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