「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」第20回・ 寝惚けて候

2025.5.20 18:30

『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』第20回より。重三郎(写真左、横浜流星)の元に子どもを抱いて現れた狂歌師・大田南畝(写真右、桐谷健太)(C)NHK

(写真3枚)

俳優・横浜流星が主演を務め、吉原の貸本屋から「江戸の出版王」に成り上がった蔦重こと蔦屋重三郎の生涯を描く大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(NHK)。「寝惚(ねぼ)けて候」と題する第20回(5月25日放送)では、評価本『菊寿草』のなかで耕書堂の本を高く評価された重三郎が、地本問屋・須原屋とともに著者の大田南畝を訪ね、江戸で人気の「狂歌の会」への誘いを受ける。

大田南畝(桐谷健太)が書いた青本の評価本『菊寿草』で、重三郎(横浜流星)が手がけた『見徳一炊夢』や耕書堂が高く評価された前回。地本問屋の主人・須原屋(里見浩太朗)とともに南畝の家を訪ねた重三郎は、近頃人気の洒落や風刺を効かせた短歌「狂歌」を知り、南畝から「狂歌の会」への誘いを受ける。

一方、老中・田沼意次(渡辺謙)は、一橋徳川家当主・一橋治済(生田斗真)に、10代将軍・徳川家治(眞島秀和)が次期将軍に一橋家の豊千代、御台所には種姫を迎える意向であることを伝える。これで将軍後継問題は決着するかに思われたが・・・。

本作は、文化の花開く天下泰平の世となった江戸を舞台に、喜多川歌麿や葛飾北斎といった数々の浮世絵師・作家の才能を見出し、世に送り出した稀代の出版人・蔦屋重三郎の波瀾万丈な生涯が描かれていく。放送は、NHK総合で毎週日曜・夜8時から、NHKBSは夕方6時から、BSP4Kでは昼12時15分からスタート。

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