連日長蛇の列…万博・フランス館で特別展示、セリーヌに続くのは

2025.5.19 16:30

たくさんの人で賑わう、万博の「フランス館」外観(5月19日撮影)

(写真5枚)

『大阪・関西万博』(会場:夢洲)で連日多くの人が列をなしている、フランスパビリオン。6月11日まで、フランス人アーティストによる「海」をテーマにした展覧会が1カ月間限定でおこなわれている。

今回は『大阪海獣』と題し、海洋環境への深い情熱を持つジャン・ジュリアンによる、海の生命の中心へと誘う覚的かつ親密なアート空間が登場。場所は5月11日までラグジュアリーファッションブランド「セリーヌ」の展示で賑わった「企画展示スペース」だ。

『大阪海獣』より、船?海の生物?大きなオブジェがお目見え(5月19日・万博撮影)
『大阪海獣』より、船?海の生物?大きなオブジェがお目見え。素材を選ぶことが大変だったとジャン・ジュリアン氏(5月19日・万博撮影)
『大阪海獣』より、神話などからインスピレーションをうけた絵がたくさん(5月19日・万博撮影)
『大阪海獣』より、神話などからインスピレーションをうけた絵がたくさん(5月19日・万博撮影)

まず目を惹くのが、暗闇のなか宙づられている、約9mの巨大なオブジェ。「タラオセアン財団」が海洋研究のために保有する2隻の船(タラ号&タラ極地ステーション)を象徴的に表現したアート作品となっている。

半分船、半分海の生き物のようなこの大型作品には、海に関する神話や海にまつわる物語などからインスピレーションをうけたというイラストが点在。入口には約15mの壁画があり、複数の視点から海洋課題について学ぶことができる。

『大阪海獣』より、入口部分には約15mにわたる壁画が(5月19日・万博撮影)
『大阪海獣』より、入口部分には約15mにわたる壁画が(5月19日・万博撮影)
5月19日には、万博会場にジャン・ジュリアン氏が登壇。「日本のポップカルチャーは私のイマジネーションにも影響している」とコメント
5月19日には、万博会場にジャン・ジュリアン氏が登壇。「日本のポップカルチャーは私のイマジネーションにも影響している」とコメント

場所はフランスパビリオン内の「企画展示スペース」にて、6月11日までの開催。

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