大阪・難波からスタート!「映画ドラえもん」全作品の世界を体感

2025.5.11 08:00

「映画ドラえもんの世界展」(C)Fujiko-Pro,Shogakukan,TV-asahi,Shin-ei,and ADK 1980-2025

(写真11枚)

『映画ドラえもん』シリーズ45周年を記念した展覧会『映画ドラえもんの世界展』が、百貨店「髙島屋大阪店」(大阪市中央区)で5月9日からスタートした。全44作品を「冒険」をテーマに構成。同シリーズの魅力が伝わるユニークな展示となっており、初日から多くのファンが見られた。

■ 全作品を6つのエリアで展示

初期から最新作までを網羅した同展。これまで登場してきたキャラクターや美術設定など描かれた制作資料が公開されるほか、フォトスポットも設置。全作品を6つの空間に分け、異なる世界観を堪能できる。

会場内にはフォトスポットがたくさん!壁からにょっきと首を伸ばすのは「のび太の恐竜」に登場する「ピー助」(C)Fujiko-Pro,Shogakukan,TV-asahi,Shin-ei,and ADK 1980-2025
会場内にはフォトスポットがたくさん!壁からにょっきと首を伸ばすのは「のび太の恐竜」に登場する「ピー助」(C)Fujiko-Pro,Shogakukan,TV-asahi,Shin-ei,and ADK 1980-2025

同展の開催について広報担当者は「観たことのある作品もない作品もあるかと思いますが、『ドラえもん』の懐かしさや新しさを感じてもらえたら」とコメント。

例えば「陸の冒険」は、何億年前の恐竜や見たことのない生き物たちの作品にスポットを当てたエリア。2020年公開「のび太の新恐竜」のあらすじとともに、同作キャラクター「キュー」と「ミュー」のパネルを展示。またフォトスポットには、1980年公開「のび太の恐竜」の「ピー助」の姿も。

後半のエリアには、2013年公開「のび太のひみつ道具博物館」をイメージし、積み重ねられた箱の中からドラえもんの「鈴」を探すという大人も子どもも楽しめる体験展示などがスタンバイ。

同シリーズ「のび太のひみつ道具博物館」の世界を表現(C)Fujiko-Pro,Shogakukan,TV-asahi,Shin-ei,and ADK 1980-2025
同シリーズ「のび太のひみつ道具博物館」の世界を表現(C)Fujiko-Pro,Shogakukan,TV-asahi,Shin-ei,and ADK 1980-2025

さらに、ドラえもんファンはもちろん、映画を観たことのない人でも、元気がもらえる一言や心にささる名台詞が並ぶコーナーでは、会場限定で「名台詞カード」をゲットすることができる。ぜひ来場記念として持ち帰っていただきたい。

■ 「敵キャラ」にスポットを当てた展示&グッズ

同シリーズを語るうえで忘れてはいけないのが、物語を盛り上げてきた「敵キャラ」の存在だ。「異世界の冒険」エリアでは、歴代の「敵キャラ」が集結したコーナーが設置。

映画を盛り上げる「敵キャラ」にスポットを当てたエリア。その名も敵キャラ オールスターズ(C)Fujiko-Pro,Shogakukan,TV-asahi,Shin-ei,and ADK 1980-2025
映画を盛り上げる「敵キャラ」にスポットを当てたエリア。その名も敵キャラ オールスターズ(C)Fujiko-Pro,Shogakukan,TV-asahi,Shin-ei,and ADK 1980-2025

1993年公開「のび太とブリキの迷宮」の「皇帝ナポギストラー一世」や「のび太の宇宙小戦争 2021」の「ギルモア将軍」など、強敵といわれた悪役からちょっと笑える憎めないキャラまでが勢揃いしている。さらに、そんな「敵キャラ」オールスターズがプリントされたTシャツ(6050円)は展覧会限定グッズに。同展は大阪を皮切りに全国各地をまる巡回展のため、いち早くグッズを手にいれることができる。

なおグッズショップには500種類以上の商品が並ぶので、展示はもちろん、グッズ選びにもじっくりと時間をかけて楽しみたいところだ。期間は5月9日~29日、朝10時~19時(入場は30分前まで)。会場は「大阪高島屋」7階。チケットは一般1400円ほか。

取材・文・写真/佐々木早貴

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