「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」第9回・玉菊燈籠恋の地獄

2025.2.26 18:30

『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』第9回より。重三郎(横浜流星)に手を重ねる幼なじみの花魁・瀬川(小芝風花)(C)NHK

(写真3枚)

俳優・横浜流星が主演を務め、吉原の貸本屋から「江戸の出版王」に成り上がった蔦重こと蔦屋重三郎の生涯を描く大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(NHK)。「玉菊燈籠(たまぎくどうろう)恋の地獄」と題する第9回(3月2日放送)では、瀬川の身請け話を耳にした重三郎が自分の思いに気づくなか、新之助はうつせみと吉原を抜け出す計画を立てる。

吉原の面々が、市中の地元問屋たちに吉原への出入り禁止を宣言した前回。重三郎(横浜流星)は、地本問屋たちと吉原が手を切ることで、『吉原細見』を作っても市中で売り広められなくなることを危惧する。

そんななか、盲目の大富豪・鳥山検校(市原隼人)が、幼なじみの花魁・瀬川(小芝風花)を身請け(遊女の身代金を肩代わりし、その勤めから身を引かせること)したいという話を耳にする重三郎。その時、瀬川を思う自分の気持ちに初めて気付いた重三郎は、ある行動に出る。

一方、平賀源内(安田顕)と行動をともにしていた浪人・新之助(井之脇海)は、思いを寄せるうつせみ(小野花梨)を連れて吉原を抜け出そうと、思い切った計画を立てるが・・・。

本作は、文化の花開く天下泰平の世となった江戸を舞台に、喜多川歌麿や葛飾北斎といった数々の浮世絵師・作家の才能を見出し、世に送り出した稀代の出版人・蔦屋重三郎の波瀾万丈な生涯が描かれていく。放送は、NHK総合で毎週日曜・夜8時から、NHKBSは夕方6時から、BSP4Kでは昼12時15分からスタート。

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