サイエンスSARU、MBSとタッグでショートアニメを制作

2024.2.12 20:30

横山彰利監督作品『オオクニヌシとスクナビコナ』 ©2024「ショートアニメ大作戦!」プロジェクト・MBS

(写真3枚)

映画『夜明け告げるルーのうた』などで知られるアニメーション会社「サイエンスSARU」が関西のテレビ局・MBSとタッグ。気鋭のクリエイターが90秒アニメを制作する『オリジナルショートアニメ大作戦!』が全国28局ネットで放送される。

前代表の湯浅政明をはじめ、その型破りな表現スタイルで業界をリードし続けてきた「サイエンスSARU」。これまで、宮崎駿、高畑勲以来となるアヌシー最高賞(長編部門)を獲得した『夜明け告げるルーのうた』をはじめ、エルヴィス・コステロも絶賛したテレビアニメ『映像研には手を出すな!』、さらには2024年には山田尚子監督の劇場アニメ『きみの色』も控えるなど、その動向は常に注目の的だ。

そんな「サイエンスSARU」が、MBSとタッグを組み、才能豊かなクリエイターによる珠玉の90秒アニメを制作。第1話は、『月とライカと吸血鬼』などで監督としての手腕を発揮した横山彰利監督による『オオクニヌシとスクナビコナ』で、声優・小林千晃(オオクニヌシ役)、井澤詩織(スクナビコナ役)、佐藤利奈(ナレーション)が参加する。

以降の作品では、湯浅作品に原画・作画監督として深く関わってきた木下絵李、湯浅とともに同社を設立し、現在は代表をつとめるチェ・ウニョン。そして、山田尚子や小島崇史ら日本屈指のクリエイターからの信頼も厚い若手のホープ・村越麻海が共同監督をつとめることが発表されている。

同番組は、MBS/TBS系全国28局ネット「スーパーアニメイズムおしり枠」にて3月より放送される(初回は3月1日・深夜1時50分頃)。

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