ミュージカル界に新たな「正解」を生む注目女優・小南満佑子

2023.12.30 08:00

ミュージカル界で幅広く活躍する小南満佑子。兵庫県・西宮市出身の27歳

(写真7枚)

舞台で培った身体表現を「形に残したい」と、10月に初の写真集を発売したミュージカル女優・小南満佑子。彼女といえば、ミュージカル『レ・ミゼラブル』をはじめとするグランドミュージカルで数々のヒロインを務め、その高い歌唱力は朝ドラ『エール』のなかでもフィーチャーされたこともある実力派女優だ。

今回のインタビューでは、そんな「生粋の優等生」としてまっすぐ歩んできた小南が「ボーダレスに挑戦したい」との思いで挑んだ写真集『Luce』のこと、また今後の野望について話を訊いた。

写真/バンリ

■「20代前半は『イメージ』に固執しすぎていた」

──今回、写真集を出されると聞いたとき正直、意外だなと驚きました。というのもこれまでの役どころはすごくピュアな清純派、しかも黒髪も27年間1度も染められたことがないとお聞きしたりと、真面目なイメージがすごくあったので。

まず水着とかランジェリーとかいうものを着てる姿を出したことがなかったですし、今までいただいてきたお役も清純なものが多かったのでギャップというか・・・「大胆」と捉えられた方もいたのですが、結構良い反響も多くて。「かっこいい」と言ってくださる方が多くいたんです。

黒髪を維持する理由はいくつかあり、そのひとつは「海外に行ったとき、黒髪ロングはウケる」

──どういう経緯から「写真集」を出すことに? 東京での会見では「CDデビューよりも先に写真集出しました!」と仰っていましたね。

ダンスやバレエでトレーニングを積んできたこととか、舞台で培った身体表現を「形に残したい」とはずっと思っていました。やっぱり舞台は形に残るものが少なくて、あっても扮装の写真だったりする。培ってきた経験はどれも素晴らしいものだけど、ありのまま・等身大の小南満佑子を出せていない気がしていたんです。

もちろん、舞台女優としてCDデビューには憧れがあるけど、人と違うことをやりたいっていうのが私のなかで常にあって、そこにみなさん惹かれていってほしいなというのがあったので。

長い手足に抜群のプロポーションを持つ小南、舞台上では一際存在感を放つ

──これまで順風満帆に「演じること」に生きてきたように見えていました。どういったタイミングでありのままを見せたい、と思いはじめるようになったんですか?

お仕事をさせていただくにあたって、特に20代前半は「作品のために」「作品のイメージを保とう」と、真面目さがすごく出ていた部分もあって。清純なお役をいただたときはプライベートでも「スカートを履かないと」と思ってしまったりと、ある意味固執しすぎていました。自分のなかで鎧を揃え過ぎていたんです。

──『レ・ミゼラブル』に初めて出演されたのは18歳のとき。オーディション時はまだ学生だった小南さんは、急に大人の環境へと足を踏み入れた。

そこは大きかったですね。当時は先輩しかいない環境で「新人」というものに甘えちゃいけないと思っていて、鍛えていただいた部分も大きかった分、足引っ張ったらあかん、おりこうな優等生のように「こうしておかないと」と自分で自分を閉じ込めてきていたのですが、20代後半になってきたらそういった鎧がだんだん取れてきて「もう開放しちゃえ!」と。

そして、だんだん自分自身の潜在的な個性や「小南満佑子の表現力」を探求するようになり、周りに「私の強みって、どんなところやろ?」と、訊いていた時期もありました。

「ナチュラル&ヘルシーに見せられるように心がけたので、女性の方にこそ手に取っていただきたい」
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