「幻のモンブラン」2号店が百貨店に、オープン前にも120人

2023.10.5 15:30

10月5日に「阪急うめだ本店」地下1階にオープンした「「Masahiko Ozumi Paris」

(写真7枚)

斬新なデザインのケーキで人気のパティスリー「Masahiko Ozumi Paris(マサヒコ オズミ パリ)」(大阪市中央区)が10月5日、「阪急うめだ本店」(大阪市北区)に百貨店初店舗をオープン。開店前に120名に整理券が配られ、多くの客が同店限定品などを手に買い物を楽しんだ。

ミニ座布団のような愛らしい形が特徴の通称「ザブトンモンブラン」や鞄型のチーズケーキなど、日本の定番とは差別化したという見た目と配色にこだわった美術品のようなケーキを生み出し、百貨店催事で行列必至となるほど人気になった同店。SNSでも「リアルなニットかと思った・・・」「かわいくて食べるのがもったいない!」などの声が挙がり、注目を集めた。

常設店としては大阪・天満橋の路面店に続く2号店となり、百貨店ならではの「手土産」を意識した焼き菓子を強化したラインアップに。新作・クッキー缶(3552円)は「ザブトンモンブラン」をモチーフにした焼き菓子詰め合わせなど4種がそろい、その内2種は阪急限定品。オーナーシェフ・小住匡彦氏は「百貨店に毎日並ぶものなので、バリエーション豊かに飽きがこないものを作りました」と話す。

また、10種のケーキ類は新しい味わいを楽しめるよう曜日によって種類を変え、月・火曜はパンをモチーフにしたケーキやミルフィーユなど、水~日曜は「ザブトンモンブラン」など看板ケーキが並ぶ。看板ケーキの「モンブラン ジャポネ」(各931円)は阪急限定で和栗を軸にするという工夫を凝らし、10月限定で「パンプキン」フレーバーも登場する。

「モンブラン ジャポネ」(各931円)は阪急限定で和栗を軸にし、10月限定「パンプキン」フレーバーも

当面は店内混雑緩和のため、朝8時30分から整理券を配布予定で、初日は開店前に120名に整理券が配られる盛況ぶり。朝7時ごろから並んだという40代男性客は「梅田ならよく来るので、気になっていた噂のモンブランを初めて買えました」と笑顔に。60代女性客は「阪急限定で5種のミニケーキセットがあると知って、それ目当てできました」と開店を心待ちにしていたという。

場所は「阪急うめだ本店」地下1階・洋菓子売場。営業は朝10時~夜8時。ケーキは1人につき各商品1点ずつ・最大5点までなど、商品のジャンル別に購入制限あり。

取材・文・写真/塩屋薫

「Masahiko Ozumi Paris 阪急うめだ本店」

2023年10月5日(木)オープン
場所:阪急うめだ本店 地下1階・洋菓子売場(大阪市北区角田町8-7)
営業:10:00~20:00

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